さて、今日は緑ちゃん倶楽部のさらなる詳細を・・・といきたかったのですが、
その前に、川村ケンから、今、これをお読みになってくださっている皆様に、大切なご質問がございます。
僕の個人レッスンって、一時間、いくらなら受けていただけますでしょうか。
・・・おいおい、それ、訊くのかよ、と思われるかもしれませんが、
これ、なかなかに難しく、しかし大切なところなんですよね。
僕は、ずっとこれを考えて、
今日は一日、・・・壁に向かって膝を抱えておりました。
難しいっ。
僕は、沢山の人と音楽で繋がりたいです。音楽で、一緒に楽しい思いをして、笑いあいたいです。
そのためには色々な手段があると思いますが、
その一つが、緑ちゃん倶楽部、というものなのです。
“楽器に触れて”
“理屈を知ってみて”
“自分の曲を作ってみたり”
“ポップスの総共通言語であるブルースができるようになったり”
することで、もっともっと、あなたの音楽大好き人生が、音楽を聴く事が、さらに、さらに楽しくなったら。
それを、僕、川村ケンというミュージシャンが、一緒になってお手伝いできたら・・・。
これはいいんじゃないだろうか。楽しいんじゃないだろうか。やりがいもあるんじゃないだろうか。
そう思っているのです。
今まで、僕は音楽のお陰で、たくさんの楽しい思いをさせてもらいました。
音楽が、大好きです。
そんな大好きな音楽を、もっともっと知ってもらったり、好きになってもらえるのは、
僕から音楽への恩返しの一つ、だとも思っているのです。
そして、音楽がより好きになったあなたが、また、誰かにそれを伝えてくれる。
そして、そんな輪が、ずーっと広がっていくのだったら。
これは、素晴らしいことなんじゃないか。
でも、・・・全部タダでやるわけにもいかないですし。
といって、皆さんに来ていただきたいので、あまりお高くたって、現実的じゃない。。。
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レッスン料の件は、本当に難しいところです。
よくある“ピアノのお稽古”、そう、町のピアノ教室のお月謝とかですと、幼児などで月に4回で8000円(2000円/1回30分)、小~中学生程度で、10000円(2500円/1回45分)などでしょうか。
それ以上の高校生程度で、1回60分になって、3000~4000円/回程度でしょうか。
教えてくれるのは、その町にお住まいのピアノの先生や、幼稚園の先生だったり。
ちなみに、レッスン時間が30分、45分、60分、と長くなるのは、集中力の差なんですよね。
大人であれば、1時間は大丈夫ですね。ちなみに、専門学校の実技クラスですと、休憩10分を挟んで、100分が一つの授業になっています。細かい部分までしっかり真剣にやると、60分というは、実はあっという間の短い時間だったりするんですよね。
・・・さてさて、戻りますね。
一方、例えば、音大の現役教授に「あの人に習いたい!」と、個人レッスンを受ける場合などでは、
一回あたり一時間で20000円~30000円というのが一般的な相場になってくるようです(中には一回50000円という方もおられるようです)。
しかもこれは、「受験前の1回だけ見てもらう」とかいうケースだけでなく、この料金で一年間とか、レッスンをされる方もいるわけです。もちろん、これは音大受験の為ではありますが、年間150万円くらい、ピアノのレッスンにかける方もいるのですよ。
そこまでではなくとも、一般的な教室でも、先生に実際のコンサート経験や豊富なキャリアがある場合は、30分で8000~9000円(一時間換算で16000円~18000円)とか、そんなところも多いです。
勿論、その中間の先生も、沢山いらっしゃいます。
大人の方に、一時間3000~6000円程度で教えておられる方もおられます。
玉子やラーメンのように、「絶対的な相場、適正価格」というが、無いのですよね。
むしろ、個人の価値判断にのみ、委ねられるというところでしょうか。
さて、そこで。
じゃあ僕の場合はどうなんだろう、どのくらいならいいのかな、ということなのですよ。
勿論これも、レッスンを希望される方の価値判断でしかないのです。
「一回〇〇〇円では、安すぎるような気がします」、と言って下さる方もおられますが、
一方、ある方は「一回〇〇〇円じゃ、私の収入からすると、ちょっと高いかなあ。つらいなあ」、と思われるかもしれません。
これは、人それぞれの判断になるのですよね。もしかしたら、全員、違うのかもしれません。
僕としましては、敷居をうんと下げて、なんなら開けっぴろげて、一人でも多くの方と繋がりたい、・・・しかし、僕は音楽を、仕事にしております。
葛藤があります。
僕は、自分の仕事には誇りも持っておりますし、この緑ちゃん倶楽部にしても、毎日一生懸命考えています。真剣に取り組みたいと思っています。
教えるに当たって、手は抜きません(これは、ただ厳しくする、という意味ではないですよ(笑))。
受けていただいた方にとって、必ず実りあるものにしなくてはいけな い、と思っている、ということです。
お一人ずつの、レッスンカルテ(レッスンの記録)のようなものも作りたい。しっかりと、進み具合を見て、その都度、おひとりずつのレベルにあった指導を考えて行きたい。
オリジナルを作られている方には、僕が、きとんと清書した(パソコンソフトを使います)譜面を、お作りしてお渡ししたい。
うやむやにならないよう、かつての僕がそうであったように、途中で嫌になっちゃうような、そんなんじゃなくて、
長く、しっかりと、楽しみながら(時にはちょっとくらいは大変なこともあるかもですが(笑))、結果的にきちんとレベルアップしていけるようなシステムにしたい。
毎回、準備とフォローには、それ相応の時間がかかるかと思いますが、それをやってこその緑ちゃん倶楽部、だと思っているのです。
また、僕自身は、今持っている技術や知識を学ぶのに、プロになってからで20年、それ以前のバンド時代から含めますと、28年の時間を費やしてきました。あと、これは嫌々でしたが、クラシックを学んだ期間も入れますと、・・・34年となりますでしょうか。
近年では、緑ちゃんを書く為に(だけではないですが、結果として)、100冊以上の理論書などをお金を出して買い、読みました。キーボードマガジンなども、ダンボールに何箱分もあります(しまっておいても意味はないですけどね(笑)。何度も何度も、繰り返し読みましたから)。
楽器にも、すでに小さなマンションが買えるくらいのお金はかけたと思いますし、でも、そこから得た経験や知識は、僕の中では、プライスレス。
そして、幸運なことですが、数万人規模のスタジアム、巨大なドームでの連続公演、数年で数百本を越えるアリーナ公演、ホールライブ、ライブハウス、他にも数多くのステージ、ツアー経験や、素晴らしいミュージシャンとの実践経験を持たせてもらいました。
安室奈美恵ちゃん、清木場俊介くん、宇都宮隆さんらのツアーではバンマスも務めさせていただきましたし、絢香ちゃんの記念すべきデビュー作でピアノをアレンジさせていただいて、弾かせてもらったり、憧れだった玉置さん、安全地帯の皆さんともツアーを周らせていただいております。
そんな、一流といわれるの方々の言葉や、音楽に対する姿勢を、目の前で経験してきました。
そういう方たちの出す音やプレイを、僕はこの目と耳と身体で、覚えています。
日本工学院専門学校ミュージック・カレッジで、かれこれ4年。そして、今年からは、東京音楽大学でも、講義を持たせてもらうことになりました。
音楽が大好きで、楽器が大好きな若者たちと過ごす、こういう活動を通しても、僕自身、学ぶことが本当に多いのです。
本当にありがたいことです。
その上で、僕というフィルターを通してにはなりますが、
こうして僕が学んできた中から、“本当に伝えたいこと”をお伝えさせていただければと思うのです。
この経験や知識は、僕がいなくなってしまえば、おしまいです。
いなくならなくても、ずっと黙っていれば、誰にも伝えることも、残すことも出来ないのです。
勿論、皆さんから学ぶことも、きっと多くあると思います。
お伝えさせて頂きたい。
そして、学ばせても頂きたい。
何よりも、一緒に、音楽を楽しんでいきたい。
そのための、時間が、欲しいのです。
さて、そこで、先程の問題なのです。
一時間、おいくらだったら、僕のレッスンを受けてみようと思われるのだろか。
悩みぬいております。
しかし、いまだ、答えが出ないのです。
そこで、
・・・はたと、考えたのです。
「よし、ならば、皆さんに訊いてみちゃおう」
みんなの“倶楽部”なのだから、みなさんに決めてもらっちゃおう(笑)。
というわけで、どうぞ、よろしくお願いいたします。
レッスンを希望される方は勿論、私はまだすぐにレッスンを受けるつもりではないけれど、もし受けるなら・・・という金額で結構です。
あるいは、緑ちゃん倶楽部は入らないけど、このブログのいち読者として、「そうねえ、そんなら、こんな感じじゃない?」というような、極めて第三者的な金額も、大歓迎です。
ドシドシ、お待ちしております。
タイトルには、普通のコメントと区別するために、必ず「入札」、とお書きいただきまして(笑)、
お名前の方は無しで、空欄のままで(Unknown)結構です(勿論、普通にお名前を書かれても結構です)。
最終的に、公平を期すために、上下10%分をカット、残りの90%の金額の平均を、出します。
例えば50名の方から入札がありましたら、最高額から5名と、最低額から5名はカットして、残りの40名の方の平均を出して、それをレッスン料としたいと思うのです(細かい端数はいい感じでまとめます)。
どうでしょう。なかなか、画期的でしょう。
でも、みなさんに決めていただいた金額なら、それがいいんですよ。
ちなみに、この「入札」と書かれたコメントは、公表(アップ)はいたしません。が、信用してやってください。
というわけで、いつもどおりのコメントは、お名前をお書きの上(これには金額は書かないで下さいね)、いつもどおりに投稿してくださいませー。
さあ、この入札によって、川村ケンはセンターをとれるのかー!
結果は、皆さんの手の中にー。
・・・って、なんだよ、センターって。48人もいないし。僕だけだし(笑)。
とかいって、みなさん、餃子定食くらいの金額しかかかれなかったら、どうしよう(笑)。
どうぞよろしくお願い致します。
どうか、“あなたが僕のプロデューサーだったら”と思うお気持ちで、お書きいただければと思います。
それでも餃子定食の価格だったら、甘んじてそれで始めたいと思います(笑)。
※お詫び※
先ほど、ちょっと事故で、悩みながら書いていた下書きが、0時から約20分ほどアップされてしまいました。そこには、ここ数日考えていた暫定金額など書かれてておりました。
読まれてしまった方は、一度お忘れになって下さいませー。すみません。それを書いてからも、ずっと悩んだ上での、この記事なのです。
ではー。
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今回の“入札”に関しまして、ご質問を頂きました。
Q1.レッスン料とスタジオ代は別でしょうか?
はい、別なのです。レッスンを受けていただくには、レッスン料金+スタジオ使用料がかかる、とお考え下さい。
レッスンに利用するスタジオは、場所、スタジオの広さ、利用する時間帯、設備によって、金額が異なりますので、レッスン料金とは一緒に出来なかったのです。上記の条件等にもよりますが、およそ1200~2000円/60分程度とお考え下さい(例外的にもう少し安かったり、高かったりする場合もございます。なるだけ、お安くできるよう、今後も情報を集めてまいります。よいスタジオがありましたら、ご紹介くださいね。)
Q2.入札の期限は設けていますか?(変更あり)
厳密な期限というものではありませんが、色々と準備のこともありますので、およそ一日で頂いたコメントで決めたいと思います。
→変更:29日一杯まで受付させて頂きます。4月30日には決定、発表いたします。
Q3.レッスン料には何が含まれるのですか?
基本的には、僕のレッスン内容に関する対価として頂く料金ということになりますが、それ以外に、必要に応じて準備させていただく譜面や資料の作成費用および、コピー(プリント)代(これらは既存のものを利用する場合もありますが、新たにお一人ずつに合わせて僕が作成するものもあります。もちろん、レッスンで使用した資料はお持ち帰りいただけます)。レッスンカルテ(レッスンの記録)の作成代。また、僕のスタジオまでの交通費も、これに含まれます。
どうぞよろしくお願い致します。