「あー、ふきが食べたい」
なんて、子どものころは一度たりとも思ったことはありませんでしたが(笑)、
見つけて、思わずお買い上げしてしまいました。
袋から出すと、うっすらと土の匂いと、青い香りがぷぅんと立ち上って、これだけで気分がすーっと上がっていく気がしました。
なんでしょうねー、たまに泥ネギとか、洗っていない牛蒡なんかでも感じるんですが、
この、「無性に土の香りに癒される感」。
残念なことに・・・ほんと、残念なことに、なんだかんだずっと東京ですので、
畑や田んぼが日常にあったわけではないのですが、それでも土が懐かしいのですよ。
まあ、それでもね、今と比べたら、東京にもはるかに土がありました。
草木がボーボー生えた空き地がありました。雨が降ると泥になる路地がありました。
その分、汚れちゃったりとかはあったと思いますが、あれは、やっぱりいい光景だったように思うんですよね。
色々ありましたが・・・日本中の全ての土が、安全で、健康であって欲しいです。
ふきですが、スタンダードに煮物にしてみました。
1.軽く水洗いしたふきに、塩をさらさらと振って、まな板の上でゴロゴロと転がして、スリスリします。幾分、塩を揉みこむような感じでしょうか。
2.後で皮を剥くのに面倒なので、まだ細かく切らないほうがいいです。せいぜい、半分に切るくらい(20㎝くらいでしょうか)。それを、大きい鍋か、無ければフライパンにお湯を張って、沸騰したら、塩のついたままのふきを入れます。5分ほど茹でます。
3.鍋からザルなどに出して、冷たいお水で軽くさらします。
4.触れるくらいに冷めたら、皮(スジ)を取ります。スルーッと剥けて、結構楽しいです。香りもいいですしね(笑)。
5.お好きな長さに切ります。4~5㎝くらいがそれっぽいでしょうか。
6.お鍋に、合わせダシ(市販のめんつゆを適当に水で割ったものでいいように思います。手軽にうでんの汁とかを作るのと同じ感じ。)を入れて、お酒、醤油、みりん、お砂糖、などでお好みに味付けをします。分量は適当です。スプーンなどで味見をして、美味しければいいように思います(適当だ。でも、こうとしか書けない(笑))。
7.ふきを入れて、軽くひと煮たちさせたら(お好みで2~3分煮てもいいかな)、ふきを取り出します。
・・・もうこの時点で美味しい。つまんじゃっていいです(笑)。
8.のですが(笑)、一応、ふきも、煮汁も、常温になるくらいまで冷まして、それからタッパなどに汁がひたひたになるくらい入れて、冷蔵庫で一晩。
最高です。二晩目も、また味がしみてます。
お好みで、カツオ節なぞを振って、召し上がってください。
ビールは勿論、焼酎、ワイン、なんにでも合います。
お酒を飲まれない方は、ご飯のあてにしてもバッチリです。
特に、都会暮らしの方には、たまにはこういう香り野菜の煮物、いいですよ。
癒されます。お勧めです。
さて、昨日に引き続き、トミちゃんのライブ映像がアップされております。(ちなみに、そのままでも観れますが、画面のタイトル部分などをクリックしていただければ、大きな画面でご覧になれます。)
「Tomiya-Sunny Day~ひとりじゃないの(LIVE VIDEO)---2012.04.10@晴れ豆」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=VhM6tAQQYSw
「SunnyDay」はトミちゃんのオリジナル。
この曲のテーマであります南国感を出すために、今回、シンセを導入して、スチールドラムの音を弾いたのでした。
リハの時は、ミニ鍵盤はピアノの上に置いていたのですが、本番では右側に。ピアノとあっちゃこっちゃ移動がちょっと大変でしたが、どうにかクリアー。
みやーんのブリブリベースと、和田監督のサクサクアコギ、ノッチのパーカスに久美ちゃんコーラスもみんないい感じで、とっても元気で爽快な曲に仕上がりました。
そこから、すぐにメンバー紹介。
僕が作ったボサノバ風のテーマのイメージは・・・、「SunnyDay」が本物の南国のイメージでしたので、一転して、
・・・“昭和のキャバレーのバンド”のイメージでした。・・・行ったことないんですけどね(笑)。
3分45秒のところで、僕の譜面が二枚一緒にハラハラと落ちそうになるのを、必死に留めております。落ちちゃったら、大変なことになるところでした(笑)。
久美ちゃんの「今日もはもりまーす。はもーる、はもーる」というスキャットが最高でした(笑)。
そして、短いピアノを挟んで、なにやら真剣なムードを作っておいて・・・
で、まさかの、「シオノギ ミュージックフェアのテーマ」ですよ。
ここで笑いが起きてくれたのは、まさに僕たちの狙い通り。嬉しかったなあ(笑)。
ノッチの、わざとらしい(笑)、ビブラート・コーラスがいい味出してます。
そして、トミちゃんが戻ってきての、天地真理さんの「ひとりじゃないの」。
森田公一さんって、「青春時代」で有名で(子ども心に、この曲の歌詞の世界が大好きでした。今思えば、なんともリアルな、大人なものだったんですよね。)、これしか知らなかったように思っていたら、
とんでもなく素晴らしい作曲家だったのですよね。
キャンディーズのロックチューンの名曲「危い土曜日」、 「ハートのエースが出てこない」などもそうでしたすし、
なんと言っても、前にもご紹介しました、ちあきなおみさんの「ねぇ、あんた」も森田さんの作品だと知った時には、ひっくりかえりましたよ。ほんと、凄いです。
・・・で、トミちゃんのかつらも、凄いです。
これは、本番まで僕たちもまったく知らなかったことですので、思わず、大笑いしてしまいました(笑)。
でも、愛と、リスペクトを感じます。
本当に、当時の曲には、こうして何十年も長く残る、いいものが多いように思います。
ということで、またどうぞ、短い時間ですが、よろしかったらお楽しみ下さいませー。
僕もまた観ますー。
ふき、食べながらー。
ではー。