ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




さあ、いよいよ、韓国での夕食です。

と、その前に。

実は、今日の為に、前回2010年の安全韓国の際の食事の写真を発掘してまいりました。

 

あの時、「焼肉!焼肉!」と勢い勇んで、韓国入りした僕たちを待ち受けていたのは、

葉っぱ!

色の無い、葉っぱ!

味も無かった、葉っぱ!

 

これが、韓国の家庭料理、なのだそうです。

この時の食事では、一口食べたその時から、お店を出るまで、ほぼ誰もが無言だったのが、記憶に鮮明・・・、

いや、記憶は鮮明ではありません。忘れたいことというのも、あるのです。

 

この時の引率は、アンディ君。

韓国を楽しみにしていた僕たちの為に、よかれと思って、生粋の韓国の家庭料理のお店をセレクトしてくれたとのこと。

泣ける。ある意味、どっちの意味でも。

 

今回は、「前回は家庭料理だったよねー。あれも、まあ、アレだったけど、まあ、・・・今回は、お肉が食べたいねえ。」

と、何度も何度も、何度も何度も、アンディ君にはスタジオなどで会うたびに、皆、口ぐちに言っていたのです。

 

そして、いよいよ、2013年、5月31日、韓国で19時を迎えました。

いざ。

ロビーに意気揚揚と集まり、さあ、タクシーへ。

 

大渋滞。

 

しかし、なんのその。

じっと耐えること、40分。

 

 着きましたー

この、左側の角のお店です。

 

おお、お店の中では焼肉を焼いている人たちが・・・ゴクリ。

すると、アンディ君

 

「はい、皆さん、二階です」。

 

 

メニュー。相変わらず、手がかりゼロ。

事件なら、迷宮入り。

 

アンディ君、

「もう、先に頼んでありますから。色々出て来ますよ。あと、飲み物は?ビールでいいですか?」

二階の店内は、少し肌寒い感じ。でもまあ。

「ありがとう。じゃ、ビールで。」

「がんがん食べて下さいね。」

「うん、で、・・・ここは何のお店?一階とはちょっと違う感じだけど(全然、煙ってない)」

「ここ?

 

 

 

韓国の家庭料理です。」

 

 

 

・・・え

 

 

きたー。

テーブルごときたー。

 

やあ、家庭料理の皆さん!

また、お会いしましたね!

 

わあ、葉っぱだー!

 

やあ、

 

葉っぱ、葉っぱ!

色の無い、味の無い、ちょっと酸っぱい、あれだ!

 

まただー。

 

魚の燻製みたいの。

味は・・・魚の味がそのまま。

常温のものを、ばさばさと割いた感じです。

 

冷たい蟹。

誰もリピートはしなかった。

 

やあ、お肉だよ。豚肉だね。

冷たいんだよー。

黒いお皿には小魚が一杯のタレが入ってるんだよー。

 

唐辛子。

生のものを、そのまま、味噌で和えてあります(火は通ってません)。

 

レタスのサラダ。ってか、レタス。

ドレッシングは、ピンク色で、とても甘かったです。デンブみたいな感じ。

 

キムチ。

一番の売れ筋でした。実際、キムチだけは、おかわりしました。

何度も、何度も。

 

お店の方が、じょきじょき切ってくれるんですー。

 

えー、一番最初から、石焼のご飯がありました。

ご飯には、白い豆が一つ入ってました。味はしないです。

 

お店の方が来て、ご飯を、お椀に移してくれました。

皆にも「こうしなさい」と、身ぶりで、教えてくれました。

お店の方が、やかんに入ったお茶を、石焼鍋に。

蓋をして、おこげがふやけるのを待って、それをスプーンで食べるのだそうです。

 

その間に、ご飯を食べます。

さっきの冷たい豚肉を乗せてみました。

赤いのは、なんだかわかりませんでした。

 

葉っぱに、ご飯を包んで、さっきの生唐辛子を乗せて、味噌で食べるのが、韓国風だそうです。

食べましたよ。

 

松田さん、おこげ茶漬けに「あまりに味が無いから」とキムチを入れたら、

アンディ君、「それは新しいですね。見たこと無いですよ」と。

 

新しいのはこっちだよ、・・・アンディ。

 

松田さんが「ワインあるかな」と。

「ワインないです。でも、それなら代わりに、飲んでみて欲しいのがあります」

と頼んでくれたのが、

 

これ。

これはね、美味しかったのですよ。

一口飲んで、僕は、肩の力が、すうーっと抜けた気がしました。

 

それだけ、なんか・・・頑張って食べてたんですよ(笑)。

 

ブラックベリー・ワイン。

とても美味しかったので、帰りにコンビニで買いました。

この一杯に、救われました。

 

では、もう一度。

 

「アンディ、僕たちが食べたのは、どれなの?」

「一番上です」

「ああ、あのマジックの」

「そうです。韓国では定番の、家庭料理の定食です。」

「ああ、そう」

 

でも、高いのでも、きっとお肉は出てこないだろうと、なんとなく、確信。

お店から、肉の香りが一切しないのです。

肉の気配を感じないのです。

 

店内の様子を踏まえた、今日のサービスショット。

これがね、結構に賑わっているのですよ。

みなさん、食べてましたよ。

 

・・・さあ、ホテルに、帰りましょう

辛ラーメンが待ってるよ。

 

一階には、お肉が。沢山、売ってました。

好きなのを注文して、焼いて、その場で食べれるみたいなんですよ。

 

何故、僕たちは、二階だったのか。

 

なんて、美味しそうなんだ。

ガラスにはりついて、しばらく、中を眺めていたい。

今からでも、三人前でも食べられるよー(ってか、まだ全然、食事をした気がしていない・・・)。

 

安全地帯で一番お肉が好きな田中さんも、・・・同じ思いだったのかも知れません。

 

るーるるー・・・・。

 

ではー。

 

 

・・・って、こんなんでは、テンションが。

なんといっても、明日は安全追加公演in東京国際フォーラムCであります。

お会いできます皆さん、どうぞよろしくお願い致します。

もう、とびきり、楽しい時間を過ごしましょう

 

応援して下さる皆様も、どうぞよろしくお願い致します。

どうか、温かくて美味しいお肉でも沢山食べて、元気一杯でいらして下さい。お過ごし下さい。

僕も、是非そうしたいと思います

 

 

ではー。



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