ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




さてさて、今日はなんとなくぐずついたお天気でした。

降るでもなし、止むでもなし。

それでいて、ムシムシと。

・・・むーん

梅雨ですなあ

今日は先ほど、緑ちゃん倶楽部のメルマガ、みどり通信の第13号を、お送りさせて頂きました。

昨日と(途中、撮影がありましたが)、あと今日大学から帰ってきてからで、書いたのですが、今回も、17000文字超、原稿用紙でおよそ42枚分。

お楽しみ頂けたら、幸いです

ってか、なんかね、・・・パソコンのキーボードにガタがきはじめましたよ。

いったい、これまで、このキーボードでどれだけの文字を入力したのか、という。

パソコンは買い替えても、キーボードは替えておりませんので、なんだかんだ結構長いお付き合い。

これはもう、おそらく、天文学的な数字なのではないかな、と思います。

ほんと、ご苦労さまでですよね。

 

まあ、僕の場合は、もう一つ、大切なキーボードがございますが、

こちらも、一体、何音くらい出してもらったのでしょうね。

 

パソコンのキーボードと楽器のキーボード、

合わせて、僕は一体何回、指を上下しているのでしょうか(笑)。

 

パソコンのキーボードに限らず、楽器のキーボードだって、数年も使っていれば、まず必ず壊れたり、メンテナンスが必要になります。

毎日弾いて、20年、全然変わらずに使える、なんてことはないです。

 

そう考えますと、・・・こちら、人間の身体というのは、とんでもなく凄い耐久性があるんですね

 

というわけで、その身体の頑張りの成果を、ちょっとだけ、こちらをお読みいただいている皆様にもおすそ分けさせて頂きましょう。

実際に会員の皆さまにお送りさせて頂いております緑ちゃん倶楽部のメルマガでは、この10倍以上の量となっております。会員の皆さまも大変なのかも(笑)。

昨年発売の安全地帯さんのライブDVDの解説分から、一部抜粋です。

はい、それではー

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(前略。この前までで4500文字くらいあります)

バラードが続きました後、武沢さんの作られたSEにのって、しばしのブレイク・タイム。今、DVDを見ながら気づきましたが、僕、ここの部分、頭打ちで手拍子してますね。頭打ちというのは、「ワン、ツー、スリー、フォー」のアクセント通りに、拍子を取ることで、対して、「ワン・(パン!)・ツー・(パン!)・スリー・(パン!)・フォー・(パン!)」と、カウントの合間に手拍子が来るようにすることを、ウラ打ち、といいます。

おおむね、日本人は頭打ちで取ることに慣れていて、欧米では、ウラで取ることが多いといわれています。ロックは、もともとが欧米産の音楽ですから、ウラで取る方が曲に合うと申しますか、リズムにあった取り方になりますので、僕もライブでは基本的にウラで取るようにしておりますが、ここではなぜか頭だ・・・(笑)。思い出しますと~

(中略)

海外の曲にはこのようなAB構成の楽曲が比較的多いのですが、対して、日本の多くの曲はABCという三つのパートでできていることが多いです。また、さらにはDメロ(大サビ、などといいます)もあることが多いのですが、正直なところ、ABだけで「満足」な曲が出来れば、その方が良いのです。まあ、はっきりと良い、と言ってしまうとちょっと五平餅が食べたくなり・・・じゃない、語弊もありますが、でも、結局は、シンプルで、それで成立するなら、その方が良のです。伝わりやすいのです。洋楽の、世界的にヒットしているような歴史的な名曲にはAB構成が多いのですから、これは一つの真理なのだと思います。ビートルズやマイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダーなどの楽曲なども、AB構成が多いのですよ。よろしかったら、その辺りの曲構成などにも、是非注目されて聴いてみて下さいね。しかし、アンサンブルの完成された曲です。田中さんの~

(中略)

それでも、まだちゃんと、音にスペースがある。こういうアレンジは、本当になかなかできるものではないのですが、安全地帯さんは、こういうことを、当たり前のように、さらっとやってのける。いや、勿論、ご苦労もあるのだとは思いますが、「安全地帯の音楽は、こうあるべき」というセオリー、と申しますか、音楽上の哲学のようなものが、あるように思います。そして、それが、ちゃんと音楽的で、かっこいいのです。

良いアレンジというのは、参加している楽器(=人)の音それぞれに、ひとつも無駄がなく、そして、それぞれが有機的にがっちりと絡み合って、一つの曲になっている、というものだと思います。何か一つ欠けてもダメで、そして、無くても良い音は、一つもない状態ですね。織物の糸が反物になっているように、完璧に強く織り成されている状態で、さらに、そのひとつひとつの要素が、二進法ではなく、人間だけがもつ揺らぎを伴って、大きな“うねり”を作り出しているものを、僕たちは良いアレンジで、さらに、気持ちが良い、と感じるのだと思います。「じれったい」も、まさにそういう楽曲なのだと思います。

(中略)

さて、ミニモーグのソロですが、これは、いわゆるミニモーグそのものの「剥き出しの音」なのです。カットオフといって、音を柔らかくするフィルターを全開(=音にフィルターがかからない=生まれたままの音、ということです)一番、倍音が多く、言い換えれば、ミニモーグの出せる音では、一番ギラついた音と言えると思います。これは、僕の師匠でもあります、厚見玲衣さんがVOWWOW時代の多くのソロで使っていた音色セッティングで~

(中略)

さて、この「じれったい」でのソロなのですが、これも2010年の「朝ヒット」まで遡るお話があるのです。

「朝ヒット」での演奏楽曲が決まり、さて、準備を始めようかというときですが、この「じれったい」にはCDではサックスのソロがあります。矢萩さんに「これはどうしますか(ギターで弾かれますか?それとも、僕か松田さんが弾くのですか)?」と尋ねましたら、「シンセソロで頼みます。音色もお任せするので、好きにやっちゃって。」ということだったのです。僕が「好きにソロを弾いて」と言われたら、まず真っ先にミニモーグを選択します。ピアノやオルガンはともかく、ソロで、シンセとなれば、これを超える楽器は無いからです。というわけで、サックスのフレーズをだいたいコピーして元に(やっぱり原曲のイメージは大切ですからね)、あとは自分なりにまとめたのが、今のソロのフレーズです。そして「朝ヒット」のリハーサル初日。

(後略)

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そして、今回の質問コーナーでは、

Q.500円以内で食べれるオススメのお店や、メニューを教えて下さい。王将以外で(笑)。

Q.漫画は読みますか?

こんなご質問に(他ににもございます)、お答えしております。

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そして、プレゼント曲。

今回は、また、今までに前例のないものをお送りさせていただきました。どういうご感想を頂けるのか、とっても楽しみです

 

今日、T京音大では、授業の一環として僕は4曲、サビだけですがデモを作ったりもしまして(なんといっても、それぞれの授業のコマで、一緒にやってみたわけでして)、

さすがに頭がうでんのようになってまいりましたいたので、今日は早めに、そうね、何か映画でも見ながら、ぷをして、そうそう、スルメも食べたり、アレも食べ・・・早く寝ろよっ、というね(笑)。

 

ではー。



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