稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

一刀流の稽古と宝剣会の剣道稽古(2月10日)

2018年02月11日 | 剣道・剣術
午前中の剣道稽古はお休み。
無理はしない。もともと稽古はキライだ。
それに木曜日に打たれた防具はずれの右肘がズキズキ痛む。

仕事して夕方から一刀流の稽古。
40分間、真剣に打方(剣道で言う打太刀)を務める。寒いのに汗が出る。
ベテランにはいつもよりタイミングをズラせて打ちかかる。
対処できない者もいる。形稽古に甘んじているせいだ。

仕方(剣道で言う仕太刀)の摺り上げはほとんどが落第点。
そもそも鎬の幅だけで摺り上げなど出来るものでは無い。
「真っ直ぐ鎬で摺り上げる」とか「鎬の幅だけで切り落とす」とか、
若い頃からさんざん見聞きしているがそんな事が出来るわけが無い。

木刀なら身幅があるので可能だが、日本刀でそんな危険な技など使いたくは無い。
出来ると言う人もいるが、実際には鎬の幅ではなく刀の反りを利用している。
それならそうと「鎬を意識して」というべきである。私は鎬を否定はしない。
ただ、鎬万能説みたいな言い方をされたら誤解も広がるというわけだ。

(私の未熟さゆえかも知れないので「出来る」と言う方はご連絡ください)
 m.kasui@nifty.com

で、自分の表鎬で当てて、自分の右掌(てのひら)を
やや自分のほう(左後方)に向けながら、まあるく上に摺り上げ打つ方法を教えた。

※この方法、昔、養正会での稽古で、古谷福之助範士八段が、
「一杯飲み屋の暖簾をくぐるようにちょいと手の平か甲を使う」と言われた。

今回は表で擦り上げるので摺り上げた時の刃先は左前方となる。
(自分的には右足を右に寄せて擦り上げたいのだが長正館の形はそうはなっていない)
熟練者であれば「どんな形で摺り上げても良し」として稽古してみたいものだ。

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夜は宝剣会の稽古。
飛び入り女性剣士1名(段位不明)を加えて5人。

宝剣会では私は最年少。難剣揃いだから本当に難しい。
木曜会で習った技を使おうとしてもまずは乗ってきてくれない。
良い機会を捉えたと思っても防がれる。
打って出たところを捉えようとしても防ぎながら打ってくる。
これもまた剣道で、なかなか楽しいのではあるのだが。。。。。


(Ⅰ剣士とN五段、I剣士は良い小手が打てる剣士だ)


(A七段とO四段)


(O四段は手が早いのでまず打たせてくれない)


(軽くやろうね・・という話だったが、かなりハードな稽古だった)


(本日3月11日は建国記念日、昔で言う紀元節だ)
(なお、建国記念の日という言い方は気に食わない)
コメント
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