稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

養正会、田坂覚先生を偲んで(2月23日)

2018年02月24日 | 剣道・剣術
なんば養正会(旧養正会)の前々会長は故 田坂覚教士七段だった。
2015年10月に75歳で亡くなられたと聞く。
癌を患っておられたらしいが詳しいことはわからない。

田坂先生の剣風は守りが固い。どう打ち込んでも竹刀を垂直に立てて防がれる。
小手も面も空いているように思うのだが決して打ち込むことが出来ない。
どう攻めて良いのか迷った瞬間に腰からのドカンと打ち込む面が炸裂するのだ。
足腰も腕っぷしも強く、真っ直ぐ打ち込む面も小手も強烈だ。
寡黙だが、ちょっとお茶目なところもある古武士のような先生であった。

元養正会会員のK本さんの呼びかけで、
田坂先生を偲び、お世話になった有志で飲みに行こうという話になった。
稽古後に近くの居酒屋に集合し、田坂先生の御写真を前に献杯し思い出話に花が咲いた。


(2005年12月の養正会の忘年会にて、田坂覚会長の挨拶)


(2007年、第103回剣道大会にて)


(2007年、第103回剣道大会にて、K本さん撮影)


(2008年6月の養正会有志での川上村合宿での剣道形稽古、右が田坂覚先生)


(2009年6月の養正会有志での川上村合宿での集合写真、前列左から2番目が田坂覚先生)

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以下は23日の養正会の稽古風景。


(初心者を指導するT六段)


(基本稽古における面打ち)


(T七段と太田欣之八段)


(自由稽古は段位に関係なく、それぞれが自分の課題を稽古し修練する場である)





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