稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2019年8月22日)

2019年08月23日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時20分まで。今年28回目。参加人数20名ほど。
相変わらず暑いが盆前よりはマシかも。

少し思うところがあり前回からは詳しくは書かない。
悪しからず。

---稽古前---
S山さんの七段審査のビデオより師匠のアドバイス。
123の足捌きではなく111という細切れの足になっている。
気迫が足りない。腹が出来ていない。ソワソワした感じに見える。
すりかぶりをしっかりやって前に体重がかからないように。


(1で入って前に体重がかかっている悪い例)


(1で入って左足でしっかり立って、いつでも打てる体制)

---稽古---
面を着けずに素振り、2人組での竹刀打ち。
(すりかぶりから、1、2、3から、攻め入りの工夫から)

懸かり手が123と足を出す。
受け手は懸かり手の123のどこでも良いので打つ気配を見せる。
受け手が気配(目を見る)を見せたら懸かり手は間髪を入れずに面を打つ。

最後の15分間で、面を着け3人組み。
右足スイッチから、起こりを打つ稽古。
切り返しで終了。

---お話より---
構えが即打つ体勢になるかというとそうでも無い。
構えから予備動作にどう移るか。
腰から入る。足を出していつでも打てる体勢。左足の踵は下ろしている。
動作として攻めを表す(前足に体重がかかりやすい)のではなく、
「気の攻め」として相手に通じるには、いつでも打てる体勢になっていること。

相手によって変わるので、相手のクセをよく見て判断すること。
123の一歩目は小さく。下がるクセの相手には追い込むように。

遠間で構えた時の構えと交刃の間での構えは違う。


(拡大)


【感想・反省点】

足を出には出すのだが、打つ体勢になっていないことはよくある。
漫然と足を出したら相手のほうが、すかさず打ち込んでくることもある。
打ち気にはやってしまうと、いつの間にか前かがみになってしまったりもする。
きょうの稽古方法は良い。普段の稽古でも取り入れたい。

師匠より「粕井さんはここに来て5年ぐらいになるかなあ」と言われた。
調べたら、平成22年(2010年)1月からほぼ毎週来ているのがわかった。
足掛け10年にもなるのだ。しかし10年の修行の割にはまだまだ未熟である。

しかしながら、理屈(理論)で剣道するのは良いことだ。
迷った時に、戻れる基本があることは良いことだ。
コメント
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