稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

審査の竹刀の弦の色は白が良い?

2018年02月13日 | 剣道・剣術
少し前だがフェイスブックで話題になった記事。

「審査の竹刀の弦の色は白が良い?」から話が発展して、
「審査は新品の竹刀で挑むのが礼儀と言われました」という発言があり、
私も入って「新品を使うのは良くないのでは」という意見を述べた。

結論としては、竹刀の弦の色は何種類も販売されており、
審査で何色を使っていようが、まず審査員は気づかないだろう。
しかし、気になるなら白か黄色にしたら?という程度の問題。

竹刀に関しては、
一回も使っていない新品は使わないほうが良い、
少なくとも何度か使って調子を見ておくほうが良い、という意見が主流。

ここで昔の記事を紹介する。

2017年2月17日の記事
「審査で、験を担ぐ(げんをかつぐ)ことについて」
http://blog.goo.ne.jp/kendokun/m/20170216

上の記事は、甲手に穴が空いているような、普段稽古用のボロ防具と、後家竹刀
(割れた竹刀のまともな竹を合わせて組んだ竹刀)で六段審査を受審して合格したという内容である。

色落ちの激しい胴着やヨレヨレの袴、使い古して綿が出たような防具、
見るからに汚い竹刀を使うなどというのは論外で絶対に駄目だが、
常識程度に身だしなみに気を付けておけば良いことだと思う。

たまに剣道着(胴着)や袴の新品を審査で着用する人がいる。
糊が効き過ぎて裾が広がり、まことに不細工で格好が悪いものだ。
今でも時おり見かけるが、あれは滑稽で、本人の真剣さとのギャップに笑ってしまう。

あまり「新品」を意識し過ぎないほうが良いと思う。
使い慣れた竹刀や剣道具(防具)、肌に馴染んだ剣道着と袴で審査に挑もう。
普通感覚の常識を持って、平常心で審査に挑んで欲しい。


(2017年11月、奈良での五段審査風景)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄二紙が称賛する非暴力の抗議活動の実態

2018年02月12日 | 政治や歴史など
フェイスブックでの手登根安則氏の投稿コピペである。
投稿された手登根安則氏は沖縄在住の方で文字通り命がけで沖縄を守ろうとされている。

動画もあるが、残念ながらこのブログでは動画はUP出来ない。
何が非暴力か!平和団体と言う暴力組織、卑怯な者達を許してはならない。
善良なる沖縄市民、日本国民は真実を知って考え行動していただきたいと願う。

--------------------------------------





















「普天間基地野嵩ゲート」
近くの普天間高校に通うハーフの女の子にゲートにたむろする活動家が心無い言葉を浴びせた。
「おいアメリカー、お前はアメリカに帰れ」
彼女の父親は確かにアメリカ人ですが、
彼女の母親は沖縄の女性であり彼女も沖縄に愛郷心を持っていました。
罵声を浴びせられた彼女は気丈にも彼らに言い返したのです。
「私は日本人です、だから日本の高校に通っているんですよ」
活動家らは一瞬ひるんだが、また同じ言葉を投げてきたという。

「沖縄市内のスーパーにて」
民間のスーパーで子供を連れ買い物をしているとき、
見知らぬ爺さんが近づいてきた。
そして突然、「アメリカーは自分の国に帰れ」と罵声を浴びせてきた。
お母さんは言い返そうとしたが、一緒にいる子供の安全を考え、何も言わずにそこを立ち去った。
その後、彼女は外に買い物に行く際には子供は家に留守番させるようになったという。

「沖縄自動車道」
米軍人の奥さんになった沖縄の女性
北向けに走っていると、横に並んだ車が何か大声でわめいてた。
すると今度は車の前に割り込み、ブレーキを踏んだり
速度を落としたり嫌がらせをされ、怖くなって途中のインターチェンジで降りざるを得なくなった。

「嘉手納第1ゲート」
朝、子供を乗せて通過しようとしたら平和団体に車を止められ
取り囲まれた。
ものすごい形相で罵声を浴びせながら、
持っていたプラカードで車を叩かれ、子供は怯えて縮こまってしまった。
運転していたのは米空軍の軍人を夫に持つ沖縄の女性。
彼女は子供を守るために、怒り狂う彼らに対し必死に笑顔を作り手を振り続けた。
子供を守るために・・・

「嘉手納第5ゲート」
毎朝そこを通過する黄色いスクールバスの子供たちに向かって
「NO LAPE」「GO HOME」と書いたプラカードを掲げ見せつけるヘイワ団体。
すべて65~75歳の方々で自宅に帰れば同じ歳の孫がいるだろうに。
そのバスに乗っている子供が母親(沖縄の女性)に言った言葉がある。
「お母さん、ごめんね」
「どうしたの?」
「あのね、あのねぼく、沖縄の人が嫌いになってしまったんだ、お母さんごめんね」
お母さんは涙が出てきて子供を抱きしめた。

ここを覗いている平和団体、革新政党、護憲団体の皆さん
皆さんがどのような主張をしてもかまわない。
しかし、こうして罪もない子供たちを傷つけるのはやめませんか。
「米軍とその家族は地位協定に守られているから弱者とはいえない、
だから俺たちのやってることはヘイトではない」と嘯いたさらばんじの会の老人たちよ。
皆さんの孫が同じ目に遭ったら黙ってるのか?

皆さんには同じ齢頃の孫がいるだろう。
人の心があるのなら、子供を傷つけるようなことはするな。
それと、同じハーフでも自分たちに味方するのは同志
そうでないものは子供でも敵なのか?
腐ってるぞ沖縄の平和団体、革新政党。
皆さんこそが差別そのものだ。

私はいくら襲われても事実は事実として公開していきます。
スクールバスの画像は、私たちが行うハートクリーン活動を見て手を振る子供たちです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一刀流の稽古と宝剣会の剣道稽古(2月10日)

2018年02月11日 | 剣道・剣術
午前中の剣道稽古はお休み。
無理はしない。もともと稽古はキライだ。
それに木曜日に打たれた防具はずれの右肘がズキズキ痛む。

仕事して夕方から一刀流の稽古。
40分間、真剣に打方(剣道で言う打太刀)を務める。寒いのに汗が出る。
ベテランにはいつもよりタイミングをズラせて打ちかかる。
対処できない者もいる。形稽古に甘んじているせいだ。

仕方(剣道で言う仕太刀)の摺り上げはほとんどが落第点。
そもそも鎬の幅だけで摺り上げなど出来るものでは無い。
「真っ直ぐ鎬で摺り上げる」とか「鎬の幅だけで切り落とす」とか、
若い頃からさんざん見聞きしているがそんな事が出来るわけが無い。

木刀なら身幅があるので可能だが、日本刀でそんな危険な技など使いたくは無い。
出来ると言う人もいるが、実際には鎬の幅ではなく刀の反りを利用している。
それならそうと「鎬を意識して」というべきである。私は鎬を否定はしない。
ただ、鎬万能説みたいな言い方をされたら誤解も広がるというわけだ。

(私の未熟さゆえかも知れないので「出来る」と言う方はご連絡ください)
 m.kasui@nifty.com

で、自分の表鎬で当てて、自分の右掌(てのひら)を
やや自分のほう(左後方)に向けながら、まあるく上に摺り上げ打つ方法を教えた。

※この方法、昔、養正会での稽古で、古谷福之助範士八段が、
「一杯飲み屋の暖簾をくぐるようにちょいと手の平か甲を使う」と言われた。

今回は表で擦り上げるので摺り上げた時の刃先は左前方となる。
(自分的には右足を右に寄せて擦り上げたいのだが長正館の形はそうはなっていない)
熟練者であれば「どんな形で摺り上げても良し」として稽古してみたいものだ。

--------------------------------------

夜は宝剣会の稽古。
飛び入り女性剣士1名(段位不明)を加えて5人。

宝剣会では私は最年少。難剣揃いだから本当に難しい。
木曜会で習った技を使おうとしてもまずは乗ってきてくれない。
良い機会を捉えたと思っても防がれる。
打って出たところを捉えようとしても防ぎながら打ってくる。
これもまた剣道で、なかなか楽しいのではあるのだが。。。。。


(Ⅰ剣士とN五段、I剣士は良い小手が打てる剣士だ)


(A七段とO四段)


(O四段は手が早いのでまず打たせてくれない)


(軽くやろうね・・という話だったが、かなりハードな稽古だった)


(本日3月11日は建国記念日、昔で言う紀元節だ)
(なお、建国記念の日という言い方は気に食わない)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんば養正会で稽古(2月9日)

2018年02月10日 | 剣道・剣術
昨夜は、なんば養正会で稽古。
珍しく週に2回も連続して行った。
府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にて19時から。
この日は防具整理の日なので20時までの稽古。
遅れて行ったので実質30分ほどの稽古だった。

自分的課題

スピードの速い者に対する場合、
少しでも待つ気持ちがあるとするどい面を打ち込まれることがある。
小さく軽い面なので打たれた気はしないがタイミングは良い。
どーんと構えていれば良いのだが動じてしまうと有効打突になってしまう。
動じるのは捌こうとするから。待って捌こうとすると打たれるというわけだ。
やはり待つ気持ちがあっては駄目だ。しっかり構えるのと待つ事とは違う。

しっかり構えるというのは「いつでも打てる構え」であること。
返そうと思っている構え(構えと言うか体制)は、正しい構えでは無い。
つきつめて行けば、「返そうと思った瞬間が待ち」になっていると思う。
返す場合は正しい構えから僅かに崩す必要がある。最初から崩していては駄目。

いつでも自分から間合いに入って仕掛ける(打ちを誘う)稽古が大事だと痛感した。
しかしながら、昨夜習った面摺り上げ面、何回もやってみたがこれはやはり難しい。


(最初の基本稽古)


(基本稽古での小手打ち写真、足は残っているが力強い小手打ちだ)


(終ったあとの整理体操)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨夜(2月8日)の稽古(木曜会)

2018年02月09日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年5回目の木曜会稽古。
20時から21時過ぎまで。全員で30名ほど。
四條畷の市民活動センター体育館。
体育館のドアは開けっ放し。
着替えるのをためらうほど。寒い寒い寒い。

素振り、摺り上げ技、返し技、どれもこれも奥が深い。
素振りだけでもなかなか安定しない。
ここでも稽古を基礎として一本一本大切に育てたいものだ。


(以下、文面の中での意見や考えは師匠が話した内容である)
(記憶によるものなので勘違いなど間違いあればお許しを・・)
--------------------------------------------------------

まずは大きく素振り。振り下ろした時に右手を左手の位置に。
前にも後ろにも足の動きを大きく。右足つま先を上げないように。
手と足は連動するように。

次は振り下ろした時に竹刀が床と平行近くまで。
同じく、振り下ろした時に右手を左手の位置に。
振り下ろした時に剣先がボヨヨンと震えるぐらいに。
振り上げはゆっくり、振り下ろしは早くシャープに。
竹刀の先から降ろすのではなく柄頭から降りてきて最後に鋭く竹刀の先が伸びるように。
左手は鳩尾でしっかり止まるように。

面を着けて集合。構えの大切さの説明。
いつでも打てる構えが大事。
試合で一本取る者は必ず相手よりも早く構えている。
相手より早く構えて相手の情報を読み取る。
零コンマ数秒の差が大きい。試合でも昇段審査でも同じ。

3人組。大きくリズム良く切り返し。
呼吸法での切り返し。(最初、間違えて普通に呼吸して切り返ししてしまった)

遠間から、構えを変えずに入ってそのままの形で面打ち。
試合でも、鍔元まで入っての面打ちが多い。
遠間から打つと打てても崩れている。
勝って打つにはしっかり入って打つ必要がある。
構えも心も崩さずに打ち間に入り、そこから鋭く打つ。入りが大事。
鋭く打つには「相手に脇を見せない」こと。大きく打たなくて良い。
五せいがん(眉間、左目、顔の中心、咽喉、臍)を攻めて打つ。

打ち間から姿勢変えずに右足出しての面打ち。
遠間蝕刃の間でしっかり構えることが大切。特に審査で。

【私的重要=ここで私が悩んでいる内容で稽古となった】
--------------------------------------------------------
堂々と構えを崩さずに打ち間に入ると相手は位負けする。
位負けした相手は、ほとんどが小手を打ちに来る。
八段審査でも、位負けした者は、たとえ小手が打てても不合格だ。
しかし位で勝っていてもそのまま小手を打たれてはいけない。
--------------------------------------------------------

間合い(やや遠間)に入る。左足の引き付けが大事。
小手に対して、表からの摺り上げ面、裏からの摺り上げ面。
摺り上げは鎬が大事。表なら手の平に乗せる。
裏なら手の甲に乗せて捻じ込む感じ。素早く。

次は、小手に対して、表からの返し面、裏からの返し面、裏からの返し小手。

次は面摺り上げ面。
面摺り上げ面は難しいので特に審査で使うべきでは無い。
引き込んで打ってしまうことが多くなる。
表からは真っ直ぐに入らず、右へ斜めに入りながら擦り上げて打つ。
裏からは左足から左斜めに入りながら擦り上げて打つ。
面に来るから面摺り上げ面をするのではなく、
自分から入って面を差し出し、面に来させて擦り上げることが大事である。
鎬を使って擦り上げる。鎬を使って半円を描くように立体的に。

次は返し胴。
受けて、自分のへそ前で右下に払うようにという説明。

あとで地稽古2分間を2回。
(摺り上げ技、返し技を使おうとしたが思うようには打てないものだ)

大きく切り返しをして終了。


(稽古前の風景)


(刀の鍔に親指を当てる場所の説明用)

ここから私個人。

稽古終了後に、ある方に剣道形の木刀の扱いについて説明した。
質問は、木刀の鍔の内側のくぼみに親指を当てるのは何故か?
親指のどの部分を鍔に当てるのか?

上の写真は日本刀の鯉口を切った写真だが、必ず親指をやや内側に置く事が大事。
なぜなら真上に親指があると、鞘走りしたり、不意に敵に刀を抜かれたりしたら、
自分の親指の腹が切れてしまうからである。

親指の腹は、抜くに良し、止めるに良しの位置。
普通は親指の腹の真ん中あたりだが、個人の手の大きさの違いや、
鍔の大きさによって変わるので、どこが正解と言うことは無い。

あと、木刀を床に置くときは鍔のくぼみを下に置くのかという質問を受けた。
木刀は軽く、刀に比べて分厚いから、床に置いても定まらないものだが、
日本刀だと、自然に、ほぼ安定して真横に寝る形になる。
くぼみを気にせず、真横に寝かせて置くと良いと申し上げた次第。
木刀は丸いので安定はしないが仕方が無い。
以上、ご参考まで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生駒山からの夜景(大阪平野を望む)2月7日

2018年02月08日 | 写真・カメラ
昨夜(7日)の長正館の稽古は中止になった。
参加人数が少ないせいだ。理由はまちまち。
出席可能人数は私を入れて4人なので「別に4人でも構わんぞ」とも思ったが、
カギを開けたり何だかんだと世話を焼いてくれる人に気兼ねしてしまった。
矢田中は予備のカギが無いのが残念。自分のが欲しい。

急に稽古が無くなるとすることが無い。いや、あるのだがしたくない。
お昼はお天気が良かったので、もしや夜景が綺麗かも・・・と
帰り道に信貴生駒スカイラインに入っていった。往復720円。

残念ながら生駒山頂以南は通行止め。
仕方なく遊園地の階段や手前の夕日駐車場で撮影した。

とても風が強い。
いつものジャンパー姿の上にベンチコートを羽織ったが、
それでも身体の芯まで冷え切ってしまった。
おかげで本日は少々風邪気味である。

期待していたが少し霞んでいて明石海峡大橋や淡路島は見えなかった。

写真はこのブログでは幅が600ピクセルなので迫力は出ない。
まあ、雰囲気だけでもご覧下さい。


(SONY NEX-6、f3.5、1/8秒、ISO-3200、35mm焦点距離27mm、コントラスト加工)


(SONY NEX-6、f3.5、1/8秒、ISO-3200、35mm焦点距離27mm、コントラスト加工)


(SONY NEX-6、f3.5、1/8秒、ISO-3200、35mm焦点距離27mm、コントラスト加工)


(SONY NEX-6、f6.3、1/13秒、ISO-6400、35mm焦点距離300mm、コントラスト加工)


(SONY NEX-6、f5.6、1/20秒、ISO-6400、35mm焦点距離90mm、コントラスト加工)


(SONY NEX-6、f5.6、1/15秒、ISO-6400、35mm焦点距離108mm、コントラスト加工)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あえてN君に言う「ウサギとカメに学べ」と!

2018年02月07日 | 剣道・剣術
N君は剣術を習いに来て2回も逃げた弟子筋である。
いや、弟子と言うほども稽古に来なかった。
このブログを見てるようなのでN君への忠告として書く。
他の人へも参考になると思う。

----------------------------------------------

2018年01月24日に、童話「ウサギとカメ」の続編という話を書いた。
書いたというよりコピペだが。

童話「ウサギとカメ」の続編
http://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20180124

負けたウサギはもう一度カメに勝負を挑んだ。
油断の無いウサギはカメに勝つことができた。
しかし負けたカメはとても喜んでいる。
最初のレースよりもタイムが良かったからだ。
カメはウサギなど気にしていない。
カメの敵は相手ではなく自分自身だったという話だ。

N君、君はウサギか? カメだろう?

カメなら自分のペースでゴールを目指せよ。
わき目もふらずにゴールを目指すべきなんだよ。
なのに君は、やれ遠いだの、わたしゃ足が悪いだの、
時間が無いだの、金が無いだの、仕事がどうたらこうたら・・・
修業とはまるで関係の無いことを言い訳として休むわけだ。
そして人に強く言われたら歩み出すことさえ止めてしまうわけだ。

そんなことを何回繰り返す?

ゴールが遠ければ近いゴールを目指せ。
何も急ぐ必要は無い。自分で今出来ることをやれ。
ゆっくりで良いからゴールを目指せ。
武道でも仕事でも何でもそうだ。
最初から言い訳するな。

稽古に行けないなら月に1回でも良い。
自分のペースで歩み続けることが稽古だ。
部屋の中で座ったままで短い木刀を振ることだって出来るはずだ。
ろくすっぽ稽古もしない自称剣術家は多いものだが、
口だけ名人や、頭の中だけ剣術大家なんて、本当に恥ずかしいことだと思え。
剣術の知識などいくらあっても「オタク」以外の何者でも無い。

仕事?
仕事が大変でも文句を言わずにその質を高めれば良い。
周りへの愚痴や批判は君の自己満足だけに終る。
自分を卑下するだけだ。そして周りから馬鹿にされるだけだ。
質を高めれば周りの見方も変わってくる。
見方が変わらなくても何か別の道が開けるはずだ。

武道も同じ。こつこつと稽古してきた者だけが上達する。
武道の差、流派や道場の差では無い。
武道は自分自身との戦いだからだ。
そして人生も武道と同じなんだ。

間違ってはいけないのは理想と目標とは違うということ。
理想だけを追い求め「これじゃないこれじゃない」とさまよう者は多い。
今の自分が達成できる「具体的な目標」を持ち努力し続けること。
「継続こそ力なり」こそ我々の道である。

我々はライオンでもウサギでも無い。
カメの中でも足の遅いほうのカメなんだ。
呆れるぐらい「のろまなカメ」が自分自身なんだよ。

けっして自分から逃げるな隠れるな。
一歩一歩前に向かって歩き続けること。
けっして止まらないことだけがカメの強みなんだよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんば養正会で稽古(2月5日)

2018年02月06日 | 剣道・剣術
昨夜は今年2回目の養正会で稽古。
終ったあとでMさんから「また来てや」って言われてしまった。
10年以上前までは心斎橋勤務だったから週に3回は稽古していた。
当時のホーム道場は難波の養正会だったのだ。
養正会は冬は暖かく夏は涼しい。天国のような道場だ。

Mさん、腰や足が痛むので七段審査は受審しないそうだ。
80歳を越えた今、受かる気はしないと言う。残念なことだ。

自由稽古(地稽古)の最初は若手S六段。
彼は背が高くて素早い技を出す。

このS六段が苦手である。
苦手と言うか、まず合気にならないのである。
一言でいうと「攻めと溜めの無い剣風」かな?
背が高いので遠間から瞬間的に技を出す場合が多い。
起こりを見せないので「打ち」がそのまま「攻め」となる。
しかし、こちらが動じないと攻めにならない。
昨夜も私が構えてるところにS六段が打ちに出て咽喉を突く場面が数回あった。

逆にこちらが一歩入って仕掛けようとしても間合いが深いので攻めが効かない。
動じていないところへ思い切って打ちに出たら大きく擦り上げられて面を打たれた。
この大きく擦り上げる技は彼の得意とするところ。
「その場打ち」になりやすく有効打突にはなりにくいが立派な技である。

しかし最後まで合気にならなかった。どうも苦手である。
でも苦手だから稽古が面白くもあるのだ。
次は「攻め」が効くように頑張ってみるというわけだ。

(SONY NEX-C3 にて撮影)


(養正会の稽古は基本から始まる)


(K五段、もう20年以上も六段に挑戦し続けている。何とか受かって欲しい)


(手前はベテランT六段。全部で30名は越えている。出稽古も大歓迎なのが養正会の良いところ)


(終ったあとは整理体操を全員で行う)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一刀流の稽古(2月3日)と長正館月例稽古(2月4日)

2018年02月05日 | 剣道・剣術
2日の夜はうっかりして稽古も無いのに難波まで行ってしまった。
3日の朝の稽古は寒いのもあるが文字通りサボってしまった。
3日は夕方から中野中学校で一刀流の稽古。

そのあと夜は生駒で宝剣会の剣道稽古。
宝剣会の稽古は短いがキツイ。
人数は5人だが、みな強く、良い技は1本も出なかった。

4日は湯里小学校で長正館の月例稽古。
17時から刃引の形。今回はFさんが元立ち。
16時半から剣道稽古。寒いので早めに終わるつもりが長引いた。
みんな熱心である。出稽古2名が入って全部で10名だった。

NEX-C3で撮影しようとしたが電池切れだった。
予備のWX350で撮影。よって画質悪し。


(寒いのかインフルなのか参加人数が少なかった)


(弟子、まだ足が上がり過ぎる)


(足より先に手が出ているような感じがする)


(私もそうだが、乱戦になるとどうしても形が崩れてしまう)


(M二段と弟子、お互いが「守り打ち」になっている)


(五段以下は6名の参加、うち小学生1名、中学生1名)


(六段以上は上座、井上先生は肩の痛みが引かず指導のみだった)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SONY NEX-C3の修理で銭失い

2018年02月04日 | 写真・カメラ
ヤフオクで中古のNEX-C3を2台、連続して買った。
昨年の夏だったと思う。
コンパクトでまずまずの性能である。
中古なので8000円代だったと記憶している。

なぜ2台も買ったのか?
ブラックを買ったらシルバーも欲しくなったのだ。
単なる無駄遣いというやつだ。

他にNEX-5とNEX-6を所有しているのだが、
このNEX-C3だけどうも操作が異なる。
ダイヤルの上下左右ボタンを押しても、
上位機種と違ってダイヤルを廻す動きしかしないのだ。
2台とも同じなので「安い機種だからなのかな?」と疑問には思わなかった。

不満に思いつつも、ま、こんなものかな・・と。

けっこう気に入って使っていたら、シルバーの方が日付の保持をしなくなった。
内臓のバックアップ電池が寿命なのか電池を交換するとリセットしてしまうのだ。
自分で交換しようかとも思ったが自信も無いし時間も無い。
ソニーに内臓電池の交換をお願いした。

数日たって連絡が来た。
「バックアップ電池は交換ですね」
「ダイヤルも壊れてますが交換が必要ですね」
ま、いいかと思ったが修理費は17000円を越えた。

修理から戻って見るとダイヤル操作は上位機種と同じ。
とすると、ブラックのほうも故障しているということになる。

で、ブラックも修理に出した。
やはり17000円を越えてしまった。

別々に買ったNEX-C3が2台ともダイヤル故障ということになる。
たまたま運が悪かったのか。NEX-C3の設計ミスなのか。
いずれにしろ「安物買いの銭失い」をしてしまった。
自業自得である。今夜の稽古もこれで写そう。


(左がNEX-C3ブラック、右がNEX-C3シルバー、上が壊れたダイヤル部品)


(ダイヤル部品の拡大写真)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阪奈道路で事故(2月2日)

2018年02月03日 | バイク・クルマ
2月2日の奈良は霧が深く前が見えにくかった。
霧が深いのに、ライトを点けない車が多い。
フォグランプ装着車でもフォグランプが消えたままの車がある。
何のためのフォグランプかと思う。使い道を知らないのか。
せめてスモールランプでも点けよう。歩行者のためにも。



阪奈道路では連続して3件の事故渋滞。朝の8時半頃。
場所は阪奈道路の大阪行き下りの一番キツイカーブ付近。

きっと渋滞していて止まろうとしてスリップしたのだろう。
阪奈道路は橋が多く、橋の上は凍っていることがある。
山越えするならスタッドレスタイヤは履いて欲しい。
せめてスピードダウンして慎重に走って欲しい。


(ヘアピンカーブ付近で3件連続の事故)


(1番目、車に大型バイクが追突したようだ)


(2番目、ワゴン車がスリップして横倒しに、まだ青い煙がただよっている)


(3番目、乗用車が道を外れて突っ込んでいた)

この先は昨年10月の土砂崩れの影響で2車線が1車線に制限されるところ。
少しでも前に行きたいと、直前のカーブでバトルする車が多い。
無理に追い抜いて入ろうとする車も多いし、
その強引さに腹が立って入れさせまいとする車もいる。

土砂崩れももう治まったのだから早く車線規制は解除して欲しい。
そしてこういう場所こそ「譲り合い」をして欲しい。
もう少し人生にゆとりが欲しいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨夜(2月1日)の稽古(木曜会)

2018年02月02日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年4回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター体育館。
20時から21時過ぎまで。
相変わらず今週も寒い。外も中も寒い。

ジャンパーを着込んで竹刀を持って集合。竹刀を持っての講義。

柄の長さで構えも変わり調子も変わるという話。
5ミリ単位で感じが変わるので色々試してみると良いという話。
構えも剣先の高さを高くしたり低くしたり色々試してみると良いという話。
剣先は左目の目頭、左手親指の第二関節(指先から2番目=親指の根元)が臍の前。
これで垂直方向にも水平方向にも三角矩が出来る。攻めるに良し守るに良し。
真っ直ぐ構えようとして、柄頭を臍の真ん前にすると、
面を打った際に手首が入り過ぎて肘が上がってしまうことが多い。

大きな素振り。振り下ろした時に右手を左手の位置に。
普通の素振り。振り下ろした時に右手を左手の位置に。
この時、右手の親指人差し指でワッカを作って力を入れないこと。
左手の作用を身体で覚えるために。

面を着けて3人組。
大きくリズム良く切り返し。呼吸法で切り返し。
大きく二足一刀での面打ち。近間での一拍子での面打ち。
近間で右足を出しての面打ち。蝕刃の間から一歩入っての面打ち。
途中、肩残心が出来ていないとの注意あり。
自分なりに工夫して一歩入っての面打ち。
相面、出小手、返し胴。
最後は地稽古1分半を4回。10秒間は打たず、相手を探る稽古。
慣れれば、相手の所作を見ただけで剣風がわかるという。

--------------------------------------------------------

地稽古で、基本のような一歩入っての面打ちでは、
相面や出小手を狙っている相手には通用しない。
疲れてくると、どうしても守り技が出てしまう。
打ちに行っても「守り打ち」のような打ちになる。
一歩入って自分から仕掛け、打つ時は打ち切ることが大切と指導される。

ともかく打って抜けて肩残心してすぐ構えることに徹する。
集中したので、たった4人でも疲れて果ててしまった。

本日、写真は無し。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨夜(1月31日)の稽古(長正館矢田中稽古)

2018年02月01日 | 剣道・剣術
昨夜は長正館の水曜稽古。
矢田中学校体育館にて19時半から。
井上館長は引き続き肩を痛めておられるので口頭指導のみ。
K四段は遅れてきたので稽古は出来なかった。最終7人。


(F六段とI剣士、I剣士はまだまだ右足が出ず、打とうとした時に前傾になってしまう)

打とうとした時に前傾になるのは、大抵の場合、
打ち間に入る動作と、打とうとする初動が繋がっていて、
そのため左足が継ぎ足になり、右足に重心が掛かった状態で打突動作を起こそうとするせいだ。
右足に重心が掛かった状態で打突動作を起こせば前傾姿勢になりやすい。
遠間から、助走をつけたように、勢いをつけて打つとこうなりやすい。

I剣士の場合は、打ち間に入るという動作と、打つ動作を分ければ修正出来る。
遠くから打ち込もうと意識すると修正出来ないので、上半身を立て、しっかり打ち間に入って、
そこできちんと「打つ準備が出来てから」面を打つ稽古をすべきである。

間合いを詰めたら一度完全に停止するクセをつける。遅くなっても良い。
そこから左足で右足を押し出すような感覚で右足を踏み出すのだ。

もちろん、将来的には、入る動作と打つ動作は、瞬時で切り替わり、
見た目には連動しているようになるのが望ましい。
しかし最初から連動させようとするとゴチャマゼになって身に付かない。

余談になるが、高段者でも継ぎ足になって勢いで打つ者がけっこう多い。
左足が右足を追い越すクセもなかなか直らないものだ。
私自身も気をつけているつもりだが師匠(S八段)に指摘された事がある。
勢いで打つクセがつくと起こりが見えるのでまず有効打突にならない。
入りながら振りかぶる、あるいは剣先が上がるクセがあるのは論外である。


(打った後の姿勢は良い、振り返るときの竹刀の操作を指導したら剣道っぽくなってきた)


(古株のK五段と新K五段の相面、お互いに右手が強く、相手の竹刀を弾き飛ばそうと力んでしまう)

両者とも右手で振り上げ、右手で押し込んでいくような面打ちになる。
ワザと打たせて見ると、軌道が外れて(自分から見て)右側に外れた打ちになる場合が多い。


(6年生のO君、もう少し体力が付けば伸びるだろう)


(五段以下は5名、弟子の足の上げるクセが直ってきたのが嬉しい)


(帰りに長正館に寄る)

完全な更地になっていた。
ショベルの手前の土が盛り上がったところが大きな木のあったところ。
しばらく眺めていたらN本君(二段)が通りかかった。いま帰宅するところだと言う。
仕事が忙しくて剣道が出来ないが、いずれまた復帰したいとのことだ。待ってるぞ。


(ほぼ同じ構図で、昨年の春に撮影した長正館である)


(昨年2月の長正館の名札表)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする