く~にゃん雑記帳

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<京都・白川> 「子供まつり」で金魚放流 その数なんと2万匹!、

2014年08月03日 | 祭り

【今年で5回目、川の中は網を持った親子で大にぎわい】

 3日午前、京都の岡崎公園に向かっていると、三条通に面して白川の橋の上に「白川子供まつり」という大きな横断幕。車が通行止めになっている川べりを進むと、川の中も岸辺も親子連れで大にぎわいだった。まさに家族総出という感じで、網で金魚をすくっては次々に持参のバケツへ。主催は粟田自治連合会で今年で5回目。毎年8月第1日曜に開くこのイベント、今や夏休み恒例の人気行事になっているという。

 白川は琵琶湖疎水(岡崎疎水)から京都国立近代美術館の南側で分かれて南下し、祇園新橋などを通って鴨川に注ぐ。夏の猛暑の中、その清らかなせせらぎが心地いい。子供まつりは午前9時半にスタート、金魚の放流は10時を皮切りに15分おきに12時15分まで計10回行われた。「5・4・3……」のカウントダウンに合わせ係員が放流すると、子供たちはジャブジャブと猛ダッシュ。中には水着の女の子や上半身裸の男の子もいた。

 

 係の方によると、放流した金魚は合わせて約2万匹。大半が小赤と呼ばれる小さなものだが、10cm前後のものも含まれていた。中には上の写真㊨のように30~40匹もすくった人も。バケツを覗き込みながら歩いていると、1人の男性が「ブラックバスがいた」と男の子に網を差し出した。体長20cmほど。琵琶湖から流れてきたのだろうか。柳並木の川辺では小さな子供たちが金魚すくいに興じていた。子供たちにはカキ氷やポップコーンなどの無料プレゼントもあった。

 

 三条通を越え北に進むと、岡崎疎水との分岐に近い白川でも「タナゴ釣り大会」などが行われていた。これも夏恒例の行事とか。麦藁帽の男性によると「昨年は全然だめだったが、今年は(魚が)湧いている」という。食パンを小さく丸めて針に付け投げ込むと、しばらくして6~7cmほどのタナゴが掛かった。猛暑の中、白川でしばし涼をいただいた。

 

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