言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

競合店を考える時間はもったいない

2011-11-12 10:09:53 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

目が覚めたら、朝日が射していました。
昨夜は今年の冬始めて、足下にアンカを入れました。
何せ最高気温が11℃ちょっとで、それも夜中に出た気温で、昼間はもっと冷たい一日でしたので。


昨日は久しぶりに、昔からお世話になっている、家具店を2店舗経営する社長に会って、1時間ほどお話を聞いてきました。

2週間後ほど後に、支店の4、500mほど近くにニトリさんがオープンするということで、その前後に看板を追加して、少し抵抗しているということです。
しかしこの家具店とニトリさんとは販売システムがこの店とは違っており、わたしは少しぐらいは影響があるとは思いますが、長期的にはあまり影響なくて、ちゃんと棲み分けできるのではないかと思っています。
逆にそこにニトリさんが出てくることで、この家具店もさらに認知度が高くなり、お互いの相乗効果で、もしかしたら売上が上がるんじゃないかと楽観視しています。

この店のシステムがどういうものかは明らかにできませんが、それほど負ける感じはしません。

はっきり言って、今のニトリさんはほとんど自社で製造するSPA(製造小売り)企業であり、逆に言うと1点ものという商品はありません。
(もともとこのSPAという造語はアメリカ発祥の製造小売業GAPのトップが作り出した言葉で、主にアパレス業界で使われています)
たくさん同じものをつくって大量に販売するという業態です。
日本ではユニクロさんがそうですね。

ですから、各生産地や卸会社を回って、気に入った商品を仕入れて販売するという、この家具屋さんとはまったく違うと言ってもいいのではないでしょうか。

もちろん同じ「家具」という商品を扱うことに変わりありませんし、お客様にしてみれば、全く同じ家具屋さんです。
お客様がどちらを選ぼうがそれは勝手ですが、一度それを見てみたいような気がします。

これはまあ当事者ではないので、のんびりしたことを言っているようですが、あまりに競合店を意識しすぎると、逆に自縄自縛になってしまう気がします。
柳の揺れるのを幽霊に見て、おびえているように思えます。

それよりも、今まで通り(お客様のためを第一に)きちんと基本を大切に商いを続けていった方が、いい結果が出るように思います。

それはどんなお店にもあてはまることではないでしょうか。
競合店なんかにかかずらうよりも、まず自分の店の商いをきちんと続けることが肝心です。

競合店のことを考える、そんな時間はもったいないのです。
そんな時間があるのなら、自分の店のお客様に、どんなことをしていけば顧客としてとどまってもらえるのかに、力を傾注した方があなたの店のためです。

それでは今日はこれで。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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