言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

“出欠をとる”光景

2014-12-27 10:33:14 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


快晴。
よく晴れていますが、窓から入り込んでくる風の冷たさ!
早々に窓は閉めました。

例年12月のこの時期、お昼前後にはポカポカと暖かい日が多くて、外の掃除も気持ち良くできたのですが、今年に限っては、外で掃除をやる気分にはなれません。

本当ならだいたい今日あたり、外窓に水をかけ、スキージーで汚れを取っているはずなんですが、今年は今のところ敬遠中です。

下手にそんなことをやって風邪をこじらせたら、元も子もないですからね。

別に年が明けてもいいので、日中ぽかぽかのときにやるつもりでいます。



さて、本題です。

食事をしにいくと、下記のような光景が見られます。

「ペスカトーレの方は?」
「海の幸の方は?」
「マルガリータの方は?」
その度に、「それ、こっち」、「俺」、「わたし」と小さく手を上げます。

この光景、何かに似てませんか?

そうですね、授業前に先生が出欠をとっている学級、です。


あなたのお店でも、このような光景は日常ですよね。

でも、これってサービスを旨とする飲食店では、きつい言い方になりますが、失格じゃないですか?


サービスする人が、サービスの基本である、お客様の一人ひとりの注文をきちんと聞いていない、ということです。

もちろん注文を間違わないということは基本中の基本ですが、その次にはどなたが何を注文したのか、それをやはり覚えるということも、サービス業では基本ではないでしょうか。


“出欠をとる”光景は、その基本を放棄している図でもあります。

たったふたりのひとつずつの注文でさえも、このように、だいたい聞かれ、いや、出欠を取られます。


よくよく考えてみれば、なんかおかしな光景。


だから、逆に、このことを、サービスする人は徹底して覚えるようにすると、お客様からも一目おかれるようになり、あの店のサービスは素晴らしいという評判を得ることにもつながります。


そういったことからも、他の店と差別化できる要素はあります。

何も差別化はできない、自分お店では何も尖ったものはないという嘆きは、だから、自分は怠慢ですと自ら吐露しているようなものですよ。


出血サービスならぬ、出欠とりサービスから、一歩でも二歩でも、抜け出してみませんか?



さて、今日の「いいもの探し」です。

昨日で借るクルマの中でFM群馬を聞いていたら、わたしの大好きな中島みゆきさんの曲が流れてきました。

「ほーむにて(あ・り・が・と・う内)」。


わたしは彼女の数多い曲の中でも一番好きな曲です。

でもラジオで聞いたのは、なんかこれがはじめてのような気がします。

ずいぶん昔の曲で、まだレコードだったときのものだし、さらにはB面の曲です。


♪ふるさ~とへ向かう最終に 乗れ~る人は急ぎなさい~と………♪

この出だしから、いつも何だか涙が出てくるほどです。


女性のディスクジョッキーの方が今にふさわしい曲として選んだようですが、まさに“今”ですね。


別にふるさとに帰りたいとは思わないんですが、とにかく列車に乗って、遠くへ行きたくなりますし、しがらみから抜け出せない自分のことを、なぐさめたくなりますね。




それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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