言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

アンテナを立てよう

2012-12-02 10:27:27 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


よく晴れていますが、とにかく冷たい。
風はあまりなくて、いわゆるそよ風程度なんですが、その風の冷たいこと、冷たいこと。
とてもそよ風とは呼べません。

昨日の予報でも前橋では最低気温がマイナスになるということでした。
石油ストーブに火をつけていても、暖かいのはその付近だけ。
12月早々気温がマイナスになるなんてことは、ここ近年なかったことではないでしょうか。
水戸や宇都宮では昨日初雪が降ったそうです。

経済の冷えに連動してこの冷たい気温。
先が思いやられます。

熱く燃えているのは、乱立した小政党の戦いになる今度の総選挙ぐらい。

ところで数日前の新聞に載っていた、乱立した小政党の党首たちが並んだ写真を見ると、ついこうした言葉が口をついて出てきました。
「なんだ、ほとんどが元自民党じゃないか」
いわゆる保守からのちょっとした意見の違いで飛び出した者たちばかり、というわけです。

なぜちょっとした意見の違いで飛び出したのか、と言えば、たいていは権力闘争に負けたからで、そのままとどまっていても誰からも注目を浴びないまま、重要な役職にもつけずに政治生命を終えてしまうから、とでもいうことじゃないだろうかって邪推してしまいました。

言ってみればただの保守分裂だけのこと。
ということはどこをとってもそれほど違わないという情けなさ。
何だかいやになってきません?

それでもやはり1票の権利を行使しない限りは、この国も変わりません。

内需拡大、雇用拡大、促進といううたい文句は素晴らしく、それが経済を活性化させ、ひいては日本を救うということになるわけですが、その内容が分からない。



さてと、昨日デパート(具体的には高島屋ですが)に行って、お歳暮を調達したわけですが、あまり混んではいませんでした。
来週が一番混むのでしょうね。

以前にもこのブログで書いたこともあると思いますが、年々こうしたデパートのお歳暮やお中元コーナーは縮小されていて、中身も大したものがなくなりつつあります。

昨日テレビのニュースを見ていたら、都心のデパートでは、会社需要が年々少なくなってきているので、その需要を個人にシフトしてきているというような論調で、女子会セット等という際物的なものを紹介していました。

しかしそんなものはわざわざお歳暮コーナーに展示する必要もないわけで、ますますこうしたいわゆる形に重きを置いた贈り物というものは少なくなっていくでしょうね。

即物的な考え方からいくと、無駄なことだからというわけです。

しかしこの形に重きをおくというのは、日本人が今まで培ってきたおつきあいのひとつの素晴らしい形であり、本来は残したい形なですが、それを利害関係にたくさん用いられてきたことから逆にその反発が起こり、今反発がが具体的になってきているのではないかなって、思うときもあります。


やはりデパートもシフトしてきているように、個人的な贈り物を逆に充実させていくことになります。

ということは、個店でも自店でオリジナルギフトを開発すれば、それが個人需要にマッチすれば、商品が動くということでもあります。
またそれはデパートにも対抗しうる個店の魅力でもあります。

自分の店の商品じゃそんなもの作れないよ、なんてすぐに突き放してしまわないで、よく吟味してみましょう。
そしていろいろなものを見に行ってみましょう。
どんなところにいいアイデアの元が潜んでいるか知れたものじゃないんです。

どこに行ってもただ漠然とものを眺めているのではなく、いつも“何か”ないかと“何か”のテーマを決めて、出かけてみるだけでも違ってくると思います。
アンテナを立てなければ何でもないことでも、立てれば、それに反応するものがきっと出てきます。

何も見るにしても、何かをやるにしても、必ずアンテナを立てながらやってみてください。
きっと何かがピンッとくることがありますから。

全然引っかかってこないというのは、それはあなたのアンテナの立て方が間違っているからです。


それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


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