爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

のんべえの介護

2024年10月20日 | 日記
爺は酒は嫌いではないが量は飲めない体質のため、ほろ酔い気分で終わるので よく言う二日酔いの体験はないが、現役時代は酔っ払いの後始末係りと言う損な役割体験は数々ある。

のんべえを自宅まで送り届けるのは、書留郵便の配達と一緒であり、奥様からの丁重なるお言葉がハンコ代わり,後で、当人も奥様からの厳しいお言葉をいただくのであろう。 

昭和63年夏だった、市内のベンチに寝込み交番に保護され警察署の留置場にお休み中の部下のF氏をお迎えに行ったとき、会えば 「おぉ ご苦労」の一言、のんべえは、誰よりも偉い。 

のん兵衛の介護は、憎らしくもないが可愛くもない、酒は 程々になどと言っても無駄なことであり、いつの世にも、安全を支えてくれる介護するボランティア活動がある。

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老化期

2024年10月15日 | 日記
91歳の半ばを過ぎた爺も、昔々は人並みの成長期と成熟期を経て、今は川を渡る日も遠くない老化期の日々である。認知機能に大きな支障はないが、体のあちこちが着々と老化している。

目はかすみ、耳は遠くなり、腰,ひざ、ふくらはぎの痛み、消化不良による胃もたれ、それぞれの専門医で受診するも、治癒することのない老化現象では、共存していくしかない。

時々近くのコンビニと100円ショップまで杖をついて散歩方々買い物を楽しんでいるが、以前は数分で行けたのに、今は途中一休みしながら15分ほど、若者は爺を追い越して行く。

救急車のお世話になった83歳の時の痛風、84歳の時に命拾いした心筋梗塞は、月に一度の定期検診で数種類の薬をいただきながら異常ないので一安心している日々である。

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あいさつ

2024年10月10日 | 日記
小学生時代(昭和14年~20年)は、全校生徒が講堂に整列する中で、朝礼や始業式や卒業式や記念式典など学校行事の度に校長先生とお偉い方々の挨拶を聞いてきた。

お偉い方々は、触れ合う機会のない人達なので、たぶん、挨拶の内容は抽象的な話ばかりだったのだろう、前列に並んでいるので声は良く聞こえるが、内容は何にも覚えていない。

当時は起立したままの長時間だったので時には体調が悪くなったり、オシッコを垂れて隔離される生徒もいたものである。今に思えば小学生にとっては無意味な挨拶だったように思う。

挨拶とは、「長々と話さず手短にまとめる」、「参加者に合わせたユーモアを加える」、「明るく元気に大きな声であいさつする」のが喜ばれる挨拶だとある識者が言っていたが、仰る通り。

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元日本海軍

2024年10月05日 | 日記
10年前の7月7日のこと、病院の待合室で90歳だと言う爺ちゃんから、「おめさん元気そうだが幾つだね」と声をかけられ会話が始まったが、もう彼の地でお休みだろう。

敬礼をしながら俺は日本海軍の生き残りだと、20歳の時、京都の舞鶴に入隊するも軍艦が一隻もなくて丘で大砲を撃っていたとか、B29を撃ち落したという話になると信じがたいが。

どこが悪いのか尋ねたら、90にもなれば体中の全部悪いに決まっているだろうと口だけは達者だった。車の運転もしているという、車の運転ができなくなったら死んだほうが良いとか

男前だったので若いころは女性にもてたでしょうと尋ねたら、入隊日には泣きながら送ってくれた俺に惚れた5人の女性に向かって、帰る所は靖国神社だと敬礼して別れたとか。

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大関 大の里

2024年10月01日 | 日記
最近の大関は昇進すると勢いが衰えて、優勝争いにどころか番付を温めるだけになる。横綱に駆け上がったのは照ノ富士だけ、霧島,貴景勝、高安、正代、御嶽海は陥落したまま。

また、我が郷土新潟県出身の豊山も大関への期待も大きかったが、最高位は西前頭筆頭どまり、体力の限界で令和4年11月場所で引退後は郷土出身の関取不在ではテレビ観戦はご無沙汰。

久し振りに新潟県の糸魚川市能生(のう)中と海洋高へ相撲留学して猛稽古を積んだ横綱への期待も大きい大関大の里が誕生した。日本中から応援される力士になるのが夢とか、実現して欲しい。

伝達式での口上どおり、唯一無二の力士になって欲しい、昨年の9月場所に十両になってから1年で大関になった出世頭、早い機会に横綱の伝達式での口上を聞く日が楽しみである。

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