昨年5月4日に紹介した旧K町に住む84歳の明るいおばあちゃんY子さん
昨年の夏以降、終末医療施設での療養を続けながら12月、静かに帰らぬ人となり、心からご冥福をお祈りするばかり。
3年間に2回の地震被害、3回の入院生活、治癒することのない病と知りながら、いつも明るい振舞いで残り少ない余生を大切に生きた方である。
Y子さん宅、塀と言うものが一切なく、多くの野草が生育しいている屋敷内には、、種まき、 芽吹き、開花と、花の一生を楽しみながら四季折々の花を無造作に咲かせている。
春は庭に咲く桜を、秋は萩の花を眺め、家内ともども、話にも花を咲かせながら、わずか3年のお付き合いだが、多くを学ぶ。
生前、いつも、浮き浮きしながら話してた娘時代の憧れの人、1939年 和歌山県海草中(現向陽高)のエースとして活躍した嶋清一氏(24歳で戦死)が、今年1月 野球殿堂入りを果たしたのに。