平成3年~12年、2周目の人生で出会った女性事務員のIさんから、新聞紙上でブログに関する爺の記事を見て早速の電話、縁のなかったワープロの手ほどきをしてくれ、爺の理解度も熟知している彼女には想像できなかったのだろう。
丑年生まれの彼女、今年は還暦を迎えたというが、孫の子守とパートでの生活の傍ら、パソコンはワードでの年賀状つくり程度だという、今度は逆に爺から手ほどきをと語るIさん、以前は中高生を相手に塾の講師だったという教養の持ち主だが、食欲旺盛、豊かな栄養の持ち主でも。
彼女から、なんだかんだと言われながら58歳で出会ったワープロが平成13年、68歳でパソコンとのご対面につながり間もなく8年、爺の老後の楽しみを導いてくれた一人かも。
日頃の遠慮ない言動が時に周囲から批判の声も耳にしたが、爺にとっては、信頼できる事務員、久しぶりの長電話を通して当時と変わらぬ彼女を垣間見る。