20年近くも、お隣同士だったJ市のNさん宅へは、年に一度は、ドライブ方々、予告なしにご機嫌伺いに立ち寄り、1年分のよもやま話で過ごす、今年は、ご主人が77歳、奥さんが70歳、ラッキー7が3個そろった目出度い年とあって、子供たちから温泉に招待された話から始まる。
ご主人の物腰の柔らかい人柄は、知る人の間では定評のあるところ、それでも、夫婦喧嘩はショッチュウすると奥様のことば、3日間続いた時は、閉口したとご主人のことば、二人の娘さんは嫁ぎ、今は、お二人だけの生活、絵の先生であるNさん、公民館で絵の愛好者を相手にボランティア活動中とか。
帰り際、作業中のゴミ収集車の係員に丁重にご挨拶するご主人、今冬の大雪の中、自宅付近で動けなくなった自家用車を救出してもらったという、以来、当日の係員の顔を覚えていないので、収集車が来るたび、ご挨拶するようになったと、いかにも、Nさんらしい。