男の宿命と云うか、身だしなみと云うか、何時から髭剃りするようになったかは定かでないが、現役時代は出勤前の忙しい時間帯での髭剃り、時々省略する日も、余裕たっぷりの今は惰性で欠かすこともなく。
頭髪が頂上付近から薄くなり、肌が見えるようになったこの頃だが、個人差もあり、洗顔と洗髪の境界が明確でない人もいる中で、年齢の割には、爺には洗髪する髪が残っているほうであろう。
人気の漫談家,きみまろ曰く、「中高年、歯もなし,毛もなし、先もなし」と、自然現象を面白おかしく語っているが、歯は入れ歯、髪はかつら、代用品があっても、先の話は神に一任するしかない。
育毛剤と発毛剤は良く売れていると聞く、自然体でよろしいと思うが、気になるらしく殆どの方が内緒で、効果に期待して一度は利用しているらしい、親しき間柄でも、髪の少ない人の前で髪の話題だけは深く触れないように気配りしているつもり。