今は職業婦人と言う呼び名は余り使わないが、少年時代に小さな田舎で見た職業婦人と言えば、小学校の女教師、産婆さん、看護婦さん、バスの車掌さん、たまに綺麗に化粧した女性。
地味な服装に黒い鞄を持っていれば、小学校の女教師か産婆さん、概ね外見で判断できる、たまに見る綺麗に化粧した女性は、看護婦さんか、バスの車掌さんか、何処かの事務員さんだったかも。
戦時中、男は軍隊にとられたため、国鉄の駅員や車掌に女性が一時的に活躍した時代も、戦後は元通りになり長くは続かなかったが、怖いお姉ちゃんのような存在、今となれば懐かしくもある。
今は男女共同参画社会、能力次第で自由に職業を選択できる良き時代、男性が選択できない職業は産婆さんくらい、婦人科医が良くて産婆さんはダメと言うのも矛盾を感じるが。