爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

消えた夢

2014年06月13日 | ブログ
 

小学3年生から中学1年生までアメリカとの戦争中、「欲しがりません勝つまでは、撃ちてし止まん」今は知る人も少ない当時の標語、将来は何になりたいなんて夢を語る時代ではなかったと思う。

 

小学校6年生の時、中学入学試験に備えた口答試問の練習で、「将来は軍人になります」と言う模範解答を教え込まれて、子供心にその気になっていた夢だが、敗戦によって消えて良かった。

 

青春時代は、田舎の純な子供達との触れ合いを想像しながら小さな小学校の先生に強く憧れる、両親は国鉄職員だった父の職業に就かせたかったようで、U駅に採用内定したが辞退。

 立派な軍人になる夢も、田舎の小学校の先生になる夢も見ただけ、結果は想定外の県庁生活、まぐれで合格して流れに乗ってしまった言うところ、テレビで見る新入生一人の入学式、昔々の夢を思い出す。




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