爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

一本の歯

2017年07月25日 | 日記

子供の頃から歯並びが悪く、親を恨みながら劣等感を持ち続けていた爺、30代までは歯医者のお世話にならずにきたが、歯の手入れを怠ったツケが40代に入って歯槽膿漏になつてしまつた。

40代後半ごろから抜歯、差し歯、部分入れ歯を繰り返しながら櫛の歯がかけるように一本また一本と抜けて、今年の春には、ついに親からもらった歯は一本だけになってしまった。

歯は一本でも最後まで大事にしましょうと歯医者に言われ、月に一回、入れ歯の調整と、貴重な一本の歯を丁寧に掃除してもらってる、しっかり根付いており、生涯持ち続けたい。

今は朝晩、一本の歯を丁寧に磨き、入れ歯を洗浄、就寝時は歯茎の保護のために洗浄液につけて枕元に置く、口腔衛生に無関心だったことをお迎えが近くなった年になって反省とは、お恥ずかしい話。


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