この頃は、鈍い動作の年寄りに出会っても、「どうぞ、ごゆっくり、」なんて、余裕の言葉をかけるようになった。若いころなら「むかつく」ところなのに、少し丸くなったようだ。
人に不快な思いにさせてしまったり、迷惑行為をしてしまう老人を老害と言う耳障りの悪い言葉がある。聞きたくもないが、言われたくもないので、遠くから静かに若者世代を見守っている。
米寿の老夫婦にとって家事は厳しくなったが、3度の食事と排泄以外は手抜きしながらも男女共同参画でこなしてる。高所作業や除排雪や草取りは無理することなく若い世代から支援。
仲間からの情報も、ボケた,転んだ、膝痛、白内障等々、順番にやって来る老化現象による話題が多くなった。老夫婦の第一の心得は、転倒→骨折→寝たきり生活にならないこと。