将来は博士や大臣のような“立派な人”になって欲しいという子供の将来を期待しての言葉であるが、いつ頃、誰が言ったものか不明らしい。現代ではあまり聞かなくなった。
明治維新で徳川幕府が消滅し、若者たちの新政権下での夢は、 1番が政治家になること、 2番が学者だつたことからではないかとも言われているが、現代っ子は望んではいない。
小学生男子は、1位YouTuber、2位スポーツ選手、女子は、1位パティシエ、2位看護師、中学高校になると男子は、1位会社員、2位公務員、女子は1位会社員2位看護師と現実的な職業になる。
学問や政治を志す若者にとって目指す到達点であることは変わりがない。学者は博士を目指して励み、政治家は大臣に憧れ、順番を待ち続け、たまに適材適所でない方も見受ける。