家内が買った東北大都築准教授の著書、昭和50年型食事の素晴らしさについて、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあって、珍しく丁寧に読み終わったところ。
同大の研究チームによる昭和35年~平成17年の食事の比較実験で、最も健康効果が高く、老化を遅らせ,長い寿命をもたらすのは、昭和50年に家庭で食べていた和食だと結論付けている。
欧米化した和定食が多い中で、同大近くの定食屋さんのA定食のメニューは「煮魚、ホウレンソウのおひたし、ごはん、みそ汁」と理想的な和食で、ダイエット中の女子大生に勧めていると言う。
40年前の食事を思い起こし、試しに1か月続けたら必ず効果を実感できるはずだし、サプリメントの宣伝文句である飲むだけで健康になる、痩せる、美しくなる魔法のようなものは、この世に存在しない、と厳しい。