よかど!鹿児島

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錦江湾横断交通/鹿児島の話題・情報(80)

2011-02-09 06:35:44 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島県のが江湾横断交通ネットワーク可能性調査結果を公表

「鹿児島ー桜島」トンネル方式での検討が適当となっている。

大隅半島と鹿児島市など薩摩半島とを結ぶ横断方式として、鹿児島県がこれまで調査してきた結果を2月4日に公表しました。

薩摩・大隅両半島を結ぶ横断方式について、これまで大隅半島側からは桜島ー鹿児島間の橋梁化を求める運動が続いているなど、特に、大隅半島側の住民にとって、船に代わり、いつでも通行可能な橋梁化が悲願とされてきたが、伊藤鹿児島県知事は、08年の知事選で錦江湾横断交通ネットワーク可能性調査の実施をマニフェストに掲げ、調査を行ってきた。

調査内容は、横断方式としては、「橋梁とトンネル」の2方式、ルートとしては、第1案鹿児島ー桜島間(2km)、第2案鹿児島ー垂水間(14km)、第3案指宿ー根占間(8km)の3案で調査されてきた。

この調査で検討されてきた3ルートのうち、事業費以上の経済効果などが見込める「鹿児島ー桜島」案が最も効率的で、風や桜島の降灰などの自然条件、景観の観点から「トンネル方式での検討」が適当とする可能性調査結果が公表された。工事費用は、1,200億円、開通効果は年間23.1億円となっている。

伊藤知事は、現時点で建設するかどうかの判断は示していないようだが、新幹線効果を大隅半島まで広げ、志布志港の利用拡大、食の産地である大隅半島の発展や両半島の一体感などのためには、知事の勇断が求められているのではないだろうか。

かごしま企業家交流協会
hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
 

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