よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

環境・エネルギーデバイス業界/どうなる日本経済(115)

2011-02-17 08:34:38 | どうなる日本経済

環境エネルギー産業のデバイス業界の動きⅡ

日本のエコカーを支えるリチウムイオン電池

今、自動車メーカーはエコカーの量産化に競い合っている。トヨタのニュープリウスは受注が絶好調と言われ、ホンダもインサイトの受注が好調という。

日産やGM、BMW,現代、起亜等も、10年から量産を始めている。まさに世界の自動車メーカーはエコカーに走り出している。そのために、大型設備・研究開発投資も加速しているという。ある業界紙の情報を紹介したい。

・ドイツのアウディは、スポーツ車タイプのEV開発に2700億を投入

・同じくフォルクスワーゲンは、10~12年の3年間でEV・ハイブリッド車の開発設備投資に3兆4000億を投入を決定

・トヨタは、ハイブリッド車プリウスをコアに、12年にEV,15年に燃料電池車を投入、太陽電池車も企画し、3~4年間で4兆円以上投入の構想だそうだ。

・日産とルノー(仏)は、ルノーのEV向けに500億を投入、12年に63台分のリチウムイオン電池を量産、米国、ポルトガルにも新工場をつくるとのこと。

・ホンダは、ハイブリッド車インサイトに続き、スポーツタイプを投入、EVにも参入するという。これらの開発と量産に4000億円以上の投資を構想している。

・三菱自動車とPSA(仏)は、世界初の本格的EVアイ・ミーブを相互乗り入れで量産、1000億円規模の投資構想、その他にもGM(米国)もデトロイトで600億の投資など、次から次の投資構想だ。

これらの構想をみると、自動車メーカーのエコーカー化は、大きな潮流となってきている。

かごしま企業家交流協会
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かごしま暮らしネット  

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