環境エネルギー産業のデバイス業界の動きⅡ
日本のエコカーを支えるリチウムイオン電池
今、自動車メーカーはエコカーの量産化に競い合っている。トヨタのニュープリウスは受注が絶好調と言われ、ホンダもインサイトの受注が好調という。
日産やGM、BMW,現代、起亜等も、10年から量産を始めている。まさに世界の自動車メーカーはエコカーに走り出している。そのために、大型設備・研究開発投資も加速しているという。ある業界紙の情報を紹介したい。
・ドイツのアウディは、スポーツ車タイプのEV開発に2700億を投入
・同じくフォルクスワーゲンは、10~12年の3年間でEV・ハイブリッド車の開発設備投資に3兆4000億を投入を決定
・トヨタは、ハイブリッド車プリウスをコアに、12年にEV,15年に燃料電池車を投入、太陽電池車も企画し、3~4年間で4兆円以上投入の構想だそうだ。
・日産とルノー(仏)は、ルノーのEV向けに500億を投入、12年に63台分のリチウムイオン電池を量産、米国、ポルトガルにも新工場をつくるとのこと。
・ホンダは、ハイブリッド車インサイトに続き、スポーツタイプを投入、EVにも参入するという。これらの開発と量産に4000億円以上の投資を構想している。
・三菱自動車とPSA(仏)は、世界初の本格的EVアイ・ミーブを相互乗り入れで量産、1000億円規模の投資構想、その他にもGM(米国)もデトロイトで600億の投資など、次から次の投資構想だ。
これらの構想をみると、自動車メーカーのエコーカー化は、大きな潮流となってきている。
かごしま企業家交流協会 かごしま暮らしネット
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