円高がおさまらない。日銀円売り介入。
日本の産業構造の転換期と言われる。
米国債のデフォルト債務不履行)危機がようやく回避され、円高も止まるかなと安易に考えたが、これが止まらない。日銀もようやく円売り介入。
これ、一時的には効果を果たすだろうが、どこまで続くのかわからない。今や米国が世界の金融をリードする力を失つたたのではないだろうか。
日本でも経済を引っ張ってきた製造業が円高で悲鳴を上げているという。昨日報道された日立製作所と三菱重工業の統合に向けた協議入りの動きは、日本の製造業の転換期へのスタートだと、これまた報道されている。
この転換期とは、要するに企業の再編・統合化が進むと言うことらしい。日本の製造業を代表する電気、重工業・充電、自動車業界で日本の企業数は突出して多いということが、戦後最大の危機を抜け出すには厳しい。そのために、再編でこの危機を抜け出す。そこで、今や製造業業界の再編、合併、統合が加速しつつあると言うことだそうだ。
その意味では、新日鐵と住友金属の合併、トヨタの系列の子会社化等々、動きがその現れだろう。
この再編で、国内の過当競争を抜け出し、マーケットである海外で戦う体制を整えることが、世界で勝負するための条件だとすれば、日本の製造業にとって、まさいに戦後最大の転換期と言うことなのかも知れない。
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