大阪が注目される5つの理由
臨海部が次世代産業の集積地になりつつある。
大阪市が、今少しづつ変わりつつあるように感じる。政治的には、大坂府と大阪市のトップの指導権の熾烈な戦いがあるようだが、関西圏域で考えると、関西の広域連合の取り組みなど、確かに少しづつではあるが変化の動きは出てきている。
このような動きの中で、大阪市が注目される理由は、いろいろあると思われるが、前日の「大阪DNA が日本を変える。」で記述している記者は、次の5つの理由を挙げている。
まず1つが、関西都市圏のほぼ中央にある「西日本最大の都市」であること。
2つ目が、「陸・海・空の交通インフラが整い」、国内外のビジネス拠点になっていること。
3つ目が、企業、大学が多く集まり、「産学官のR&D拠点」として知の集積が進んでいること。
4つ目が、京都、奈良、神戸などの「観光地」が近く、優位なロケーションを誇ること。
5つ目が、臨海部が「新エネルギー分野」の実践エリアになっていること。
このように、大学・研究人材の充実、発達した交通インフラ網など、地域としてのポテンシャルが高い大阪市。大坂臨海部には、パナソニック(株)や森ノ宮医療大学など環境・エネルギー産業や医療関連の企業や大学がすでに立地、実用化が始まっており、多数の企業がそこにいち早く注目し、次世代産業の創出に不可欠なR&D拠点として集積していることが、大坂が注目されている理由だというのだ。
東日本大震災後には、東京都の「首都」に対し、大坂を中心にした関西が「副都市」化の構想もささやかれる。確かに「大阪」が日本を変える役割を担うべきであることは間違いないだろうし、期待もされる。
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