「大阪DNAが日本をかえる」との記事
本当に大阪が日本経済を変えられるのか。
大阪の企業と係わって8年目。当協会の主要メンバーも関西だ。関西の中心地が大阪。大阪DDNAが本当に日本を変えられるのだろうか。
この記事によると、「古くから商都として栄えてきた大阪。その遺伝子が受け継がれ、今日まで日本の発展に大きな役割を果たし、さらには未来を見据えたまちづくりの実現に着手している。東日本大震災を経て、エネルギー問題が大きくクローズアップされ、産業構造が転換されるなか、日本を活性化する成長エンジンとしていま、大阪DNAの滞在力が注目されている。」と述べている。
この大阪DNAとは何なのか?。「大阪発祥の企業に失敗はない。」「決して苦境に陥っても結果を出すまで決してあきらめない。」という。それは、パナソニックを一代で築き上げた松下幸之助しかり。大阪経済再生と近代化をリードし、大阪商工会議所や大阪証券取引所などの設立に尽力した五代友厚しかり。明治以降大阪は、時代に変化と社会のニーズをいち早く察知し、果敢なチャレンジ精神で社会経済の発展に大きく貢献する多数の起業家を輩出してきた。
こうした企業家たちの「あきらめることなく、常に新しいことに挑戦する精神」こそ、今日かで受け継がれてきた大阪のDNAと言えるだろう。」と言っている。
そして、このDNAの根源は、古代からの港湾都市で、水運の要所であり、江戸時代は物流拠点で「天下の台所」、商業・金融・物流の中心地。これを支えたのが大阪の商人。つまり、大阪は昔から「商」の才能が開花しているまちであったのだ。
さらに、明治初期からは造幣局や砲兵工廠などの国営工場や民営工場が多数稼動し始め、「ものづくりに強い大阪」の基礎がつくられ、阪神工業地帯の形成へと引き継がれていったというのである。
3月11日の東日本大震災で、日本のモノづくりの存在が危惧されている時に、再び大阪が、大阪のDNAの滞在力が日本経済の活性化を目指して、日本を変える役割を果たしていくことを期待したい。
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