大坂の経済成長戦略として2重点エリアが動き出している。
大坂駅北地区「うめきた」と、臨海部の「夢洲・咲洲」
大阪市が、国内企業はもとより、中国をはじめとするアジア企業の大阪への企業進出を後押しする「大阪市経済成長戦略」では、「2大重点エリア」を戦略拠点として設定している。
そのねらいは、規制緩和や税制優遇など広範なインセンティブを用意して、「環境・エネルギー」や「健康・医療」と言った大阪市の重点戦略分野の企業を集積し、新産業の創出を加速させようとしているもの。
その2重大エリアの1つが、大坂駅北地区「うめきた」を中心とする大阪駅周辺地区だ。私も先月も見てきたが西日本一のターミナル、JR大阪駅、梅田駅に直結する利便性の高いエリアで、大坂が得意とする「ロボットテクノロジーやIT」、「健康・医療」と言った分野を中心に、次世代産業としての「知の集積拠点」づくりを目指している。
もう一つのエリアが、「うめきた」での「知の集積」での研究を結果を実際に実践する場となるのが、臨海部の「夢洲・咲洲」地域で、グリーン・テクノロジーアイランドの形成を目指し、約40haの産業・物流ゾーンを整備している。
このエリアには、2012年度から大規模産業用地として提供し始める予定で、「環境・エネルギー」をはじめとする企業誘致を図るほか、メガソーラーやスマートコミュニティの実証実験も計画しているという。国際コンテナ戦略港湾にも指定され、ものづくりから物流まで、すごい密度で集積を図り、かってない産業拠点が期待される。
このような構想が、これまで大阪の企業が担ってきた「結果をだすまでは、決してあきらめない」という「大阪DNA」を活かし切れば、大坂が日本を変えることになるかもしれない。
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