よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

環境・エネルギー事業化セミナー/鹿児島の話題・情報(102)

2011-08-25 10:30:32 | 鹿児島の話題・情報

環境・エネルギー事業化セミナーが鹿児島市で開催

 再生エネルギーへのとり組みが加速するか!

再生エネルギー特別措置法案が衆議院を通過した8月23日、(財)かごしま産業支援センター主催で、鹿児島市で「環境・エネルギー事業化セミナー」が開催された。

 これは、エネルギー分野に関する概況、国の施策の状況、他県における取組状況、県内での事例等を紹介するもので、環境エネルギー分野にすでに取り組んでいる企業にも、これから取り組んでいこうとする企業にも参考になるセミナーであった。

時は今、管首相の置きみやげとはいえ、東電の原発事故問題で、原発依存から方針転換が一段と重要になっており、経産省の施策を先取りする形で、ソフトバンクの孫社長をはじめ、企業はすばとく、再生エネルギー技術にとり組んでいることが鮮明になってきている。

九州電力の風力及び地熱発電のとり組みや、九州産業局の国の新エネルギー政策や九州ソーラーネットワークでのとり組みなどが報告されたが、基調講演された「真空ポンプ」のアルバック(本社:神奈川県)の萩之内剛部長が「太陽光発電の国内市場は3倍のベースで拡大する。」ということで、当社がそれを見込んで、熱分析装置や表面解析装置、充電システムなどを生産し、全国向け生産・サービス体制を整えていることを聞いて、再生エネルギーは確実にビジネス化していることを痛感させられた。

ただ、電力の買い取り制度が発足しても、まだまだコストの問題が依然として解決されたわけではないので、政府としては、今後とも一層の自然エネルギーの普及を加速させる工夫が求められ、企業が参入出来る仕組み、助成制度等を求めたい。

        

 

かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/  

かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/   

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