世界人口70億人に。3途上国で40年後に25億人増
日本など東アジアでは子どもの数が特に減っている。
国連の世界人口推計(2010年版)によると、今年の10月末には世界人口が70億人になると予測されている。
世界人口は依然として増加しているが、日本は2005年からすでに「人口減少社会」に入り、いわゆる超高齢超少子化社会といわれている。一方、世界人口は、1987年の50億人から、1999年には60億人に達し、12年後の今年にはさらに10億人が増えることになる。
今後も増加は続き、国連人口部は、2025年には80億人、2083年には100億人を超えると予測している。世界の人口問題はあらゆる意味で、限られた地球上において、まさしく人類の将来を図る上で重要な課題だ。
予想される人口増加の割合は地域によって違う。国連によると、2006~50年に先進国で増えるのは5233万人にとどまるが、発展途上国では25億567万人になるそうだ。 2050年といえば、今の小学生が50歳前後になるころ。国連のデータでは、世界人口91億5000万人のうちアジアが最も多い52億3150万人を数え、アフリカ19億9850万人。中央・南アメリカ7億2920万人と続くと予想されている。ただし世界的に人口急増をおさえる動きが広がっており、増えるペースはゆるやかになるそうだが、世界人口は今世紀後半に横ばいか減少に転じる見こみとのこと。それでも2100年までに101億人に届くと予測している。
しかしながら、人口増加傾向の中で、日本をはじめ少子化は東アジア地域が世界一進んでおり、韓国、台湾、タイ、シンガポールでも出生率が下がっている。この現象が将来世界経済の勢力を変えていくのは間違いないのではないだろうか。
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