よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

日本の期待の技術④/どうなる日本経済(166)

2011-10-18 16:27:58 | どうなる日本経済

介護現場でも、一人暮らしの高齢者にもロボットが活躍する。

人間と共生するロボットが、社会の主役の1人になる時代がくる。

 東海ゴム工業(株)床から車椅子への抱き上げ移乗ができる介護用ロボット「RIBA―(リーバ)Ⅱ」の開発に成功し、8月2日、報道関係者に公開した。 同社は理化学研究所と共同で「理研―東海ゴム人間共存ロボット連携センター(RTC)」を設立し、2009年に介護支援ロボット「RIBA」を開発したが、今回はその後継機。

介護ロボットのニーズは一般家庭と病院や介護施設などに大別されるが、主に病院や施設などで看護師のサポートとして導入してもらうことを考えて開発を進めているそうだ。

一方、日立製作所は、豊かなコミュニケーション能力を持ち、人にとって必要なサポートを行い、さらに人と安全に共存できるサービスロボットの開発を進め、「EMIEW 2」を開発している。

このロボットは、音声コミュニケーションや歩く人の間を縫って移動できる技術(障害物回避技術*)に加えて、自ら生成した地図を用いて目的地へ自動で到達する「自律移動技術」を搭載してあり、これによって、オフィスの通路や机の配置に応じて自分で経路を見つけ、行きかう人の間を縫って訪問者を目的地に案内したり、飲み物や書類を届けることが可能だそうだ。

近い将来、介護現場では、介護支援ロボットが、一人暮らしの高齢者には、人間共生ロボットが人間と共存もできるようになる時代がくる。

そう考えると、日本の技術の発展が楽しみである。

            

                 介護ロボットRIBA-Ⅱ            人間共生ロボットEMIEW2 

 かごしま暮らしネット hpp//   www.kagoshima-kurashinet/  

かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/

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