介護現場でも、一人暮らしの高齢者にもロボットが活躍する。
人間と共生するロボットが、社会の主役の1人になる時代がくる。
東海ゴム工業(株)床から車椅子への抱き上げ移乗ができる介護用ロボット「RIBA―(リーバ)Ⅱ」の開発に成功し、8月2日、報道関係者に公開した。 同社は理化学研究所と共同で「理研―東海ゴム人間共存ロボット連携センター(RTC)」を設立し、2009年に介護支援ロボット「RIBA」を開発したが、今回はその後継機。
介護ロボットのニーズは一般家庭と病院や介護施設などに大別されるが、主に病院や施設などで看護師のサポートとして導入してもらうことを考えて開発を進めているそうだ。
一方、日立製作所は、豊かなコミュニケーション能力を持ち、人にとって必要なサポートを行い、さらに人と安全に共存できるサービスロボットの開発を進め、「EMIEW 2」を開発している。
このロボットは、音声コミュニケーションや歩く人の間を縫って移動できる技術(障害物回避技術*)に加えて、自ら生成した地図を用いて目的地へ自動で到達する「自律移動技術」を搭載してあり、これによって、オフィスの通路や机の配置に応じて自分で経路を見つけ、行きかう人の間を縫って訪問者を目的地に案内したり、飲み物や書類を届けることが可能だそうだ。
近い将来、介護現場では、介護支援ロボットが、一人暮らしの高齢者には、人間共生ロボットが人間と共存もできるようになる時代がくる。
そう考えると、日本の技術の発展が楽しみである。
介護ロボットRIBA-Ⅱ 人間共生ロボットEMIEW2
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