県立高校3校が3月末で閉校される。
高校の役割も時代と共に新たな役割・取り組みが求められている。
高校再編のため、3月で次の3校が閉校する。
鹿児島西高校(鹿児島市)、甲陵高校(同市郡山町)、それに大島工業高校(奄美市)の3校である。最後の卒業式と閉校式があり、最後の卒業生が巣立っていった。
鹿児島県は年に約1万人の人口減少が続いており、その煽りで、県立高校の再編が続いている。時代と共に高校のあり方も変える時期に来ているのではないだろうか。企業サイドでは、6次産業化が叫ばれ、特に食の鹿児島では、今後大きなうねりとなっていくことが期待されている。
このような流れから考えると、学校現場も新たな教育の仕組みが求められているのではないだろうか。
私が学校現場に提案している項目が幾つかあるが、その主なものを紹介すると、
①学校間交流、特に、農業・工業・商業系の高校間での共通講座開設。②企業参加の講義・講座の開設 ③実用英語の拡充 ④新興国からの留学生受け入れなどだ。
これから厳しい企業現場に飛び込んでいく若者は、時代代に対応した「農工商工連携」に連動した学校教育の体制を早急に作るべきであり、又、企業現場の第一線の経営者、モノづくり責任者による実践の教育スタイルを学校教育に取組むことも大事だ。
更に、今、日本の企業の新興国への工場進出に伴い、海外勤務はごく当たり前の時代になる。学校現場への使えるビジネス英語への取組み、更には、異文化への理解や生活習慣などを学ぶために、新興国の留学生の受入れなど、早急に対応するべきだと思う。
今や、海外を意識した教育を考えないと時代に対応できない時代ではないでしょうか。
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