日産自動車が新興国向け50万円の車を開発
日本車の新興国戦略が新たな段階に入る。
日産自動車が、2014年に車両価格を約50万円に抑えた新興国戦略車を投入する。との情報が先週マスコミで発表された。
それによると、専用ブランド車は「ダットサン」で、装備や機能、サービスを絞り込み、まずインドとロシア、インドネシアで生産・販売するとのこと。早期に年30万台規模に育て、買収を予定するロシア大手の低価格車も開発にも活用していくという。現地の自動車メーカーと価格面でも正面から対抗することになり、中・高価格帯を主に狙ってきた日本車の新興国戦略が新たな段階に入ることになる。
インドとインドネシア向けでは、9割以上の部品を現地調達し、ロシア向けは買収予定のアフトワズの車体を使って800cc前後の小型車を投入、生産も現地で行う。インドネシアでは、3列シートのミニバンも出すと言うことで、国や地域などで全く仕様のことなる車を低価格で大量に供給する計画になっている。
トヨタやホンダも新興国向け低価価格車を販売しており、それぞれ80万円と64万円であり、韓国・現代の44万円や米フォードの62万円、中国・奇瑞の40万円、インド・タタの25万円など比べると、まだまだ高いという感じはする。
だが、この日産の取組は。新たな試みとして内外各社の注目をあびることになるのではないだろうか。
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