よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

伊佐市で立地協定締結/鹿児島の話題・情報(120)

2012-03-14 06:45:07 | 鹿児島の話題・情報

12年ぶり伊佐市に農業生産法人・大国ファームが進出

トマト・イチゴの生産・加工に特化

3月12日に大阪市の農業生産法人の大国ファーム(津田保弘社長)が伊佐市と立地競艇を締結した。

企業の農業進出が増加している中で、県外の農業法人が鹿児島県に進出するのは、珍しいケースではないだろうか。しかもほとんどが、県内の企業の農業部門への進出が多い。

今回の大国ファームは、6次産業化をにらみ、大国フーズグループ(11年9月期売上高22億)の食品製造部門として09年3月に設立された農業法人で、5人を現地雇用。7月操業し、初年度は伊佐市で農地80アールでトマトとイチゴを栽培するという。

http://www.daikokufoods.co.jp/index.html 

生産の多くは大阪へ流通させ、一部を同市内の工場跡地の施設で、ジャムやジュースに加工する計画だそうだ。又、有機肥料製造や農作業のIT支援システムも開発。初期投資は7千万、3年目には従業員を18名に拡大し、生産品目も増やす考えらしい。

以前から私が注目しているのは、やはり製造業の海外進出の流れが加速している中で、鹿児島はその地域特性から、やはり食産業の誘致、育成が今後重要ではないかと思う。

そう言う意味では、今回の伊佐市への関西から大国ファームが進出するケースは、一つの事例として注目されるケースではないでしょうか。

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