愛知県知多半島に上陸した台風は、各地に被害をもたらしている。
上陸する前から、各地に被害を出して、床下浸水や床上浸水道路も冠水して・・・・・・・・車が道路の真ん中で立ち往生・・・・・
わたしは水彩画教室だったので、あまり雨風がひどかったら、休もうと思ってたが、来週、教室展なので今書いてるひまわりの絵を
仕上げて先生に観てもらいたいし、あとどこを直せばいいか見てもらいたいので、どうしても教室へ行きたいのだ。
30号のボードにナイロンを張り付けて・・・・雨風から守ろうと思って・・・・・
ところが・・・台風どころか・・・・11時ごろから太陽が出て、青空が出ていました。
風は少し吹いていましたが、普通…吹いてる風で、・・・・飛ばされるということもなく・・・・・・銀杏並木の下には、ぎんなんが転がっていましたが・・・
これも、富山の南にある立山連邦が屏風のように立ちはだかっているからだと思っています。
(有難い!有難い・・・・・・・!!)
立山も徐々に見えてきて、4時ごろには立山連邦が見えて、夕日が当たって、美しい姿をも見せていました。
もうすぐ・・・・・あと2カ月もしたら、初雪が降って、剣岳あたりが美しくなる・・・・・のが楽しみ。
わたしが教室に持参した「ひまわり」の絵・・・・・・・
真ん中から下の方は、完璧に素晴らしい・・・・・が、真ん中から上は、手前の葉っぱは書いてあるが、向こう側にでている葉っぱが描かれ
ていないから、奥行き感や遠近感がでていない。この葉っぱと葉っぱと間の隙間がきになるから、そこに葉っぱを描きなさい。
と言われて、書き加えた。
帰るときに、先生が、壁にくっつけてある机の上に作品を置いて、みんなでみました。
先生は、
「良くここまで頑張った・・・・これを富山の公募展(市展など)に出してみてはどうか・・・・来年もこの調子で、ひまわりを描いてみなさい。
そうやって何年間続けたら、”向日葵のあすなろさん”と言われるようになるんだよ。そうやって覚えてもらえる」と・・・・
わたしは
「わたしも、来年も向日葵をやろうと思って、来年は枯れた向日葵を描こうと思ったのだけど、花が終わったら、どの向日葵もみんな
首をたれて・・・・・絵にならんのよ」っていうと、先生は
「いいんだよ。枯れたまま机の上に寝かせて、そこに頭だけその横に置くとか・・・・するといいよ」と・・・・・
(それも面白いなあ~) と思った。
家に帰って、今朝、切ってしまって、草などや畑の野菜の屑と一緒に、畑の隅に山になってる中から向日葵だけ抜き出して、小屋に入れて
置いた。明日、写真をとっておかないと・・・・・・腐って行ってしまう。
20号のスケッチブックに、家でガラスの花瓶に花を活けてそれを描いていた人は、周り(バック)がたくさん空いてて、間が抜けたようになってたのを
先生が、横と縦を切って、10号にして額に入れてこられました。
凄く素敵になって居て、これが失敗した作品とは思えないくらいでした。
また、どこかの御堂を描いてこられた人の絵・・・・・御堂の屋根のデッサンが狂ってるのだけど、ペンで書かれているので直せない・・・・
そこで、先生は、手前の樹木(杉の木?)の葉っぱをそのデッサンの狂った屋根にかぶせて描かれた。
この木は手前だから、屋根の上に葉っぱがあって当然だからね。」と・・・・是もまた、すごく素敵になりました。
6月に立山青少年自然の家跡地へスケッチにいた時、跡地のところに杉の木が植えてあり、その下に水芭蕉の葉の大きくなったものが
群集してるところを写真を撮ってきたのだが、両側手前の樹は真っ黒に映ってるが、真っ黒にしたらダメだぞ!と最初からダメだしされていたので
樹の幹を薄く描いておられた。
わたしが、この木もっと暗くしたら後ろの明るいところが出て明暗が出ていんじゃあない?というと
「わかってるんだけど、先生が真っ黒にするな、といわれたから・・・・躊躇してるの。でももう少し暗くするわ。ここに水芭蕉が群生してたのだから
もっと増やさないとならないかな・と思ってるところ・・・・」というので
「実際そうだっただろうけど、観た人しか知らないのだから、このままでもいいのじゃあない?それより樹を暗くしたほうがいいと思うという
樹に色を載せたんだろう・・・・・
先生が
「良くなったなあ~」と言われたので、見に行くと、
すごい、素敵になっていた・・・・・・やはり手前を濃くしたら、奥の光が当たって明るいところがでてきて・・・・素敵になりました。
でも・・・・・この作品は、今年の教室展には出さないのよねえ~~~~~・・・・