俺は、なんというかもう、生粋のめんどくさがりやなので、ちょっとぐらい
自分のことを誤解されても、いちいちそれにたいして説明も言い訳もし
ない。大概のことはそのままでどうってことはないし、多少それで俺に
不利なことがあってもしょせん知れたことがほとんどやから、それに関
わる時間と労力のほうがもったいない、と思うからだ。
これは俺の信条でもあるので、まずそれを自分自身で裏切ることはな
いのだが、こんなにバカバカしいまでの誤解を受けたら、相手はほっと
くにしても、こら皆さんにお伝えせんといかんやろ、ちゅう誤解をこない
だ受けた。
まず誤解した人はウチの会社の社長。ブログ上では一切何も個人情
報・会社情報に関わるようなことを公開してないので、ウチの社長、と
いう表現は問題ないやろう。
そして誤解された人はもちろん俺。そして同僚。
で、どんなことかと言うと、この同僚は最近入社してきたばかりで、会
社のことを色々知りたがっていた。当然やわな。そしてたまたま帰る
方向が同じだった俺とよく一緒に帰るようになり、俺がその道々で、彼
の質問に答える、という日が増えてきたわけよ。
そうしたある日、社長から俺達二人は呼び出しを受けた。ほんでそこで
何言われた思う?これ当てられる人は世の中に俺と同僚以外の二人
以外絶対おらへん、と言い切れるクレーム発言。それは、
「君達はなんだ?帰りに二人でアルバイトをしているのか?」やって。
もう、「はぁ??????」以外に何もないわな。そんなことしてる訳な
いでしょう、とは言ったものの、その言葉そのものがバカバカしい。常軌
を逸している、という例にピッタリなほど、バカバカしいというのもバカバ
カしい話やないですか。
ただ、こういう場合は当然、相手を責めても仕方ないし、何故そんな誤
解を受けるのかと、自分の責任を考えて自らを成長させる以外にテは
ない。
だからそれから考えました、自己責任を。
「めんどくさがりで少々の誤解を受けてもいちいち説明しないから、小さ
な誤解が積み重なって誤解されやすい人になる」ということやね、おそ
らく。もちろん、その誤解を解くその以上の能力がないこともあるやろう。
でもねぇ、それならやっぱりそれでええわ。こんなバカバカしい人を相手
にするくらいなら、「会社帰りに同僚と二人でアルバイトをする人」という
誰にももらえないであろう称号を手にしたことを喜ぶほうがよっぽど人生
楽しいやないですか。