僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

因果応報

2015-12-18 | Weblog
少し前の話、平日の夜にも関わらず、知り合いのライブイベントがあったので顔を出してきた。正直、メインはあまり興味のないミュージシャンだったけど、それ以外の人たちとの繋がりや付き合いを大切にしたくて。
すると、そこにいた親しい音楽仲間たちは、皆、同じだった。メインのミュージシャンとの繋がりを大切にしているヤツももちろんいれば、その他のミュージシャンとの付き合いを大切にするために、他のバンドの練習に顔を出してから駆け付けたヤツ、残業を終わらせて駆け付けた奴、体調が悪いのに駆け付けた奴。皆、音楽が好きで仲間が好き。だから少々しんどくても仲間が集まるところへは顔を出す。来てくれと言われれば断らない。

頑張って顔を出せばそこで新しい出会いがある。また、件の話のように、今まで知っていた人の新しい一面(しんどくても頑張って顔を出しているんだなぁ、と)が発見できる。ちょっと位のしんどさに負けてこのような大切な行為をさぼっているととても大きな損をすることになるということがよく分かる。

因果応報。全てに頑張る以外に報われる術はない。

愚痴めいたこと

2015-12-18 | Weblog
愚痴は嫌いだが。
週に2~3回、朝の電車で淡路駅からひとりの女性が乗り込んでくる。年齢の頃は30歳代位だろうか。その女性は背中にリュックを背負い、それを誰彼なくぶつけながらよいしょよいしょとつぶやきつつ、ホンの10センチほど人と人の隙間がある席を見つけては、詰めてもらえますか、と席にいる人に頼み、無理やりにそこにお尻を押し込む。
全く空いていない時は、次の駅で降りる人が座っている席を見つけてその近くに移動する。でもその席の前には先に立っている人がいることがほとんどだ。そんな時この女性はその席の前で立っている人の前に「おじぎ」をするような形で体をねじ込む。図式でいうと次の駅で降りる人の席と、その席の前で吊革につかまっている人との間に上半身をねじ込んでくるのだ。そして座ってる人が降りようとするやいなや、その席に無理やりおしりを押し込むのである。リュックを背負い、元気に電車内の人をかき分けていくのだから、身体が悪い訳ではなかろうが。

「みっともない」ただそれだけのことだが、矜持がない行為は、私が最も受け入れられない行為のひとつだ。

愚痴は嫌いだが、愚痴“めいた”話は共感を呼ぶこともある。だから、自らへの戒めも兼ねて、たまには愚痴って、誰かと共感してみるのも悪くないと思う今日この頃である。

母さんも長いのよ

2015-12-02 | Weblog
「ぞうさんが、ジャーっていーっぱいおしっこしててんでー!」

朝の食卓、3人の孫の一番下の女の子が、お兄ちゃんにとっても嬉しそうに自慢気に言っていた。
それは、2人のお兄ちゃんたちが揃って別の行事に出かけてしまい、一人取り残された一番下の孫が、お兄ちゃんたちに内緒で動物園に連れて行ってもらったからで。一応、親はお兄ちゃんたちには内緒やで、と伝えていたらしいが、4歳児にそんなことが理解できるはずもなく。

なんで一人だけ動物園に連れて行ってもらえたん!と半べそをかいているお兄ちゃんと、満面の笑みでぞうさんのおしっこの話をする妹。それを見つめながら優しい優しい笑顔をしている母親。

「そうよ母さんも長いのよ」

きっと君もお母さんのような素晴らしい母親に、女性に、なるんだろう。
どうか幸せな人生を歩んで欲しいと願うばかりである。