僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

その道

2011-01-26 | Weblog
最近の内乱続きの政治を見ていて、ふと思い出した。
かなり前になるけれど、車からの選挙演説で「レズビアンであることを国会で告白した○○○○子でございます」という女性候補がいたことを。
こっちはまさか選挙カーの上からレズビアンなんて言葉が聞こえてくるなんて思ってもいなかったから、一瞬振り向いてしまう。でも、レズビアンの方々を代表して国会で頑張ってもらうのは良いが、正直私はそんなことに全く興味がないこともない、いやいや興味がないから、この演説にはただあきれただけである。おそらく大多数の一般の方々もきっとそうだったろう。
内容からは、国会で“思い切って告白”的なニュアンスが伝わってきたので、ご本人は勇気を持って告白したのだし、レズビアンを偏見から守りたいからそれを支持して欲しいということなんだろうが、結果的に大多数に理解されないパフォーマンスなので、人前で急に服を脱ぎだすこととほとんど同じ行為としか見えないことになったのだ。

この方が再度当選されたのかどうかは知らない。でも、こういう人に公の場は似合わない。
まずは「自分の世界」を持った人が少ない世の中、是非「その道」を追求することで平和を追求し社会貢献してもらい、そしてもし、その世界が一般的に広がった社会になったなら、また同じ場所でレズビアンという冠を外した演説を聴かせて欲しいと思うのであります。

やりたくてもやれない

2011-01-12 | Weblog
ブログを書くのがものすごく久しぶりのような気がします。
ここのところ、昼ごはんを食べる間もないような仕事が続いていたからで、誠にありがたい限りではあるのですが。

さて、久しぶりの話題はコピーのこと。
コピーライターという肩書きで仕事をさせていただいているので、巷で目にするコピーはどれもとても気になります。その中で「これは秀逸」と思ったコピーがあったのでご紹介したいと思います。それは、

「この包丁は研ぐことができません」という包丁のコピー。

コンセプトだけで言葉を作ってしまうと、「研ぐ必要はありません」となるところを「研ぎたくても研げない」という、叶わない欲求をしている時の、人の激しくやるせない心の動きに訴えたところが実に素晴らしい。
確か新聞の隅の小さな広告で、どこの制作会社の誰が書いたコピーかも分からないけれど、久しぶりに感動できるコピーを見せてもらった気がします。

このようなコピーは当然参考にしなければ、と思い小職もこのロジックを使ってコピーを書いてみました。
「私の髪は梳くことができません」
うーん、とりあえず悲しさはよく伝わるようですが。

新年のご挨拶

2011-01-05 | Weblog
皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年1年、私のブログを読んでくださり誠にありがとうございました。
本年も楽しんでいただける記事を書くことを目標に頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

早速ですが、新年と言えば「抱負」を語るものと相場が決まっているわけでして。
昨年は「どんなことがあっても“疲れた”と絶対に言わない」と誓って、それを何とか貫き通すことができました。もちろん心身共に疲れることはあるわけですが、正直、「マイナスなことを口にしない」ことに、こんなにもプラス効果があるのか、と思うくらい疲れを感じることが少なくなり、それなりの自信がついた次第です。

ということで、今年の抱負ですが、「人を敬う」ことにしたいと思います。
「どんなことがあっても絶対に人をバカにしてはいけない」とは親からも教えられ、大切な友達からも学んできました。時々失敗しつつもそれは何とか守ってきたつもりではありましたが、今まではそこで止まっていた感があります。つまり“我慢”していただけで、その人から「何を得てどう生かすのか」が足りなかった。
いつも楽しませていただくライブバーにも正直あまり好きではないお客さんが来られますが、昨年末からこの心構えで対応するようにしてから、その人がよく(GOODではなくMORE)見えるようになり、自分自身も楽しめるようになって、いい時間が過ごせるようになりました。少し前なら、その人から一緒にライブをしようと言われても絶対に受けなかったけれど、今なら少しは考えられるようになってきたと思います。でも「プライドを守る」ことも誓いたいところではあるので両立が難しいところではありますが・・・

いずれにせよ、心身の健康あっての抱負。今年1年、皆さまが健康で過ごせますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。