僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

こんな人が好き〈VOL14〉

2007-02-26 | Weblog

今朝、久しぶりに面白い人を見た。ということで、昨年以来のこんな人が好き、をひとつ。

今日見た人は、なんと「エスカレーター(登り)を後ろ向きに乗る人」。

俺は朝、いつも地下鉄の堺筋本町駅で下車し、登りのエスカレーターで17番出口に
出る、というコースで通勤している。だからもう5年以上このエスカレータに乗り続けている
訳やけど、当然のごとくエスカレーターでは見知らぬ人の背中を見てきたわけよね。

それがなんと!今日俺の前にエスカレーターに乗った人は普通に前向きに乗ってしばらく
するとあの狭いステップの上でくるりと180度向きを変え、俺の方に振り返って、エスカレー
ターを上がっていってたのだ。しかもそれはたぶん20代であろう美しく若いOL風の女性。
おまけにその表情はとても穏やかで、自分一人が変な向きでエスカレーターに乗っている
なんてことはみじんも感じていない様子なので、最初俺は誰か知り合いかな?と思ったん
やけど、お互いにそうじゃなかった。じゃあ、俺の後ろに知り合いでもいるのかな?とも思っ
たけど、目線はうつむきではなく、水平に真後ろを見ていて、誰かを見つめている様子で
もない。ちょっとオカシナ人なのかな?とも思ったけど、落ち着き加減や表情からそんな雰
囲気は感じられない。

とすると、何なのか?この女性のこの行動は?
下からの人の目線を釘付けにして喜んでいるナルシスト?
それとも、しばらくしたらその下の人の波に飛び込もうとしている江頭2:50並みのパフォ
ーマー?
いやいや、急にそのままスカートをめくり上げて見せる露出狂?
それとも俺のハゲ頭に一目ぼれしたハゲフェチ?

そのどの予想も当たらぬまま、エスカレーターはやがて地上に着き、その女性は当然前に
向きなおして何事もなかったように、本町通りをOLらしく颯爽と歩いていった。

やっぱり、オカシナ人ではなさそうや。いやー、そうするとホンマに何やったんやろ、あの人は。
仕事でエスカレーターの人波を観察してこいとでも言われたのかな?それともエスカレーター
を題材にした小説でも書こうとしている新進の女流作家なんかな?

まぁ、何にしても、下手すれば女性と目を合わせるだけでもセクハラと言われかねない世の
中、勝手に前向きの女性が振り向いてくれるのはそれだけでありがたいものなのであります。


盲導犬

2007-02-22 | Weblog

今日、駅のホームでは初めて盲導犬を連れた人を見た。
連れている人は盲人の方やったんやけど、その犬はその人の目のごとく、実に的確に
ホームの電車待ちの場所までその人を案内し、その方には失礼な表現やけど、犬が
飼い主を連れて歩いてるというのが正しいと言える振る舞いをしていた。

こういう時、俺たちはよく「賢い犬やなぁ」という表現をする訳やけど、俺にはふと、この
「賢い」というのはどういうことなのか、という疑問が湧いてきた。それは、俺たち人間か
ら見た場合、「犬にこんなことができるなんて」という感情=賢いということであって、犬
の能力からしたら、それは大したことではなく、ちゃんと教えられればどんな犬にでも(体
の大きさ等の条件はあるとして)できることやないのか、と。

そしてそれは、人間の世界にも当てはまるような気がする。
とんでもなく賢い人がとんでもなく賢いと思えることをしているのは、まぁ当たり前や。
本来は、そこに至るまでに、数々の壁を乗り越え、フツーの人から賢人になってきた過
程そのものこそが賢いと評価される部分であって、結果についてはそう驚くことでもない
と思うのよ。

たったひとつのことしか出来ない人、なんでもできる人、大臣も職人も、みんなきっと何
度も自分自身を超えてきた。だから人間はきっとみんな賢人やのに、表面的なことで
だけ賢人と愚人に分けられ、評価されているのは間違っているように思う。

ただ、これだけは言える。
一瞬でも今の自分を“越える”ことを忘れたらそれは愚人に違いない。
ホームで飼い主に忠誠を尽くし、身を捧げる彼を見て、何かに、誰かに精一杯愛情
を注ぐことだけでも、今の自分を超えられるような気がした。


優先順位

2007-02-20 | Weblog

最近、ブログの更新が滞ることが多くなった。
こんなブログでもずっと読んでくれている人がいてくださるので、その方々には
申し訳ないんやけど、これにはちょっと事情があって。

もともと、欲張りというか、やりたいと思ったことは何でも今しないと気がすまない
性質なので、やりたいことが増えて1日24時間は変わらないとすると、何かを
優先させて、何かを後回しにするしかなくなる。

そういうことでいくと、今はまるで高校生の頃のようにとにかくギターを弾きたくて
仕方がなくて、時間さえあればとにかくギターの練習をしたいというのが一番。
その次には、音楽づくり。今までずっと録音に使っていた機材がついに潰れて
しまい、新しい機材(音楽ソフト)を買った関係で、その使い方を覚えること。
これがまた結構大変なのよね。
次に読書。最初のふたつを優先させると、読みたい本は溜まる一方やし、そ
れに加えて会社の同僚から、この本面白いから読んでみて言われた本がまた
溜まってしまい、もうどうしようもない状態。

とにもかくにも今の優先順位はこうなので、ブログの更新はこれをした上で、
余った時間に、ということになり、結果的にほとんど書く時間がなくなっている。
ただ、時間は何とかして作りだすもの、というのが俺の信念でもあるので、会
社の昼休みに書いたりしてるんやけど、どうしても絶対的な時間が不足して
しまって、俺の能力では今のペースで書くのが精一杯。

でも絶対にブログを書くのをやめたりはしないし、今優先させていることを全
部やり通すことで、また書くネタも能力も上がると信じているので、読んでくだ
さっている方には、是非ご理解いただきたく。

ということで、誰か一ヶ月ほど話が持つような面白いことをしでかしてくれる人
を大募集中であります。


百冊より一人

2007-02-16 | Weblog

昨日は久しぶりにバンドメンバーでの飲み会。
おいしい中華料理を食べながら相変わらずのバカ話に花をさかせてたら、
バンドの紅一点でバカ話のチャンピォンでもある(^^)M女史がハッと
する
ことを
言った。

「知り合いに本をよく読んでる人がいるんやけど、その人は人とちゃんと話
すことが苦手な人やから、きちんとコミュニケーションがとられへん。本をたく
さん読むのもええけど、やっぱり人と話すということが人間としての賢さを身
に着ける一番の術やで」(多少言葉尻は違うかも)と。

なるほど、ごもっともやと思たね。なんせこのM女史の話はかなりのきわど
い○○ネタの話が99%を占める中で、残り1%にこのような話があるので、
それがまたよう輝きよるねんな。まぁ、99%の話もそれはそれでごっつい輝
いてはいるんやけど、見慣れてる輝きや。それに比べてこの1%はエジプト
で未盗掘の墓を発見したような輝きなんで、インパクトが違う。

どうもM女史の話のほうが面白いので、そっちに話題がずれてしまったけど、
そのインパクトの力を省いても、“本よりも人”というのは、よく言われる“知
識よりも知恵”をより具体的に表現してて、説得力がある。

もちろん、本には本のよさがあり、本を読んで損するなんてことはないけど、
読んだことを自分の中にだけ溜め込んでいたのでは、人との関係は築け
ない。

「読んだことを読んだことと感じさせずに人との関係の中でさりげなく話す」
人がいるけど、そこまでできて初めて本を読んだと言えるのかも知れんね。

本を読むということは人の心を読むということなのでありましょう。


ああ、悲しきかな父親

2007-02-13 | Weblog

とかく父親とは悲しいもんやと思っていたけれど、それを実感する話が。

今日、嫁が洗面所で歯を磨いている時、誤って長女の歯ブラシを洗面台の中に
落としてしまったので、洗って元の位置に戻しておいたらしい。そして嫁が買い物
にでかけたあと、長女が起きてきて歯を磨こうと歯ブラシを手に取った時、ブラシが
濡れていたので、長女はどうも間違って俺が娘の歯ブラシを使ったんやないか、と
疑って、わざわざ嫁に「まさか私の歯ブラシお父さんが使ったんやないやろね?」と
いう電話をしたらしいのよ。結局結果を聞いて、その歯ブラシを使ったらしいけど。

おまけに、夜皆がリビングに集まった時に、嫁が次女にこの話をしたところ、「お父
さんのを使うくらいやったら、まだ優(ご存知愛犬)の歯ブラシのほうがマシやわ」で
すと。

そうすると何かい、俺は犬以下なわけ?
手塩にかけて育ててきた愛娘からこんなことを言われるなんて思ってもなかった。
しかも、そんなことを言われても、ウチはコミュニケーションがとれているなぁ、と
などと思ってしまう俺がなおさら悲しいし。

ああ、娘にとっての父親ってのは一体なんなんやろかねぇ・・・。


おおげさはキライ

2007-02-10 | Weblog

とりあえず俺は大げさな人というのがとってもキライなのだ。
まぁあくまでもこれは主観によるものなので、何が大げさかという定義は人と違う
かも分からんけど。

で、前から気になっていた大げささんで、最近特にその大げさぶりが気になる人が
ひとり。

そのお方は森山良子さんという歌手。
俺はあの仰々しい歌い方がずっとキライでねぇ、確かに美しい声ではあるねんけど、
「聞こえる?私の声が!」みたいな、でしゃばりというかあつかましいというか、そん
なもんをとっても感じてしまうわけよ。
たまに、誰か他の歌手と競演してるのを見るけど、この人がコーラスに回ってハモ
っている時なんかもう最悪やね。コーラスというのは、本来メインボーカルを立てる
ために“そーっと控えめに”歌うのが定石。そやのにこの人のハモりときたらそれはも
うどっちがメインボーカルか分からんくらいに前にでてくる。まったく「うるさい、へっこ
んでろ」と言いたくなってしまうがな。

日本の歌にも選ばれた「涙そうそう」という歌は、この人の作詞で、本人も
歌って
いたらしいけど、その時は全くヒットしなかった。夏川りみが歌って大ヒットしたのは
この人の歌声があまりにも素晴らしくこの曲にぴったりということもあるけど、森山さ
んの大げさな歌い方では聞いてられんへん、ということもあったように思う。

自分の武器はアピールすべきやと思うけど、そこから“謙虚さ”がなくなると、それは
人を傷つけたり、人の気分を害したりすることになる。
勘違いしてる人も多いけど、本当の謙虚さとは自信の表れであって、自信があっ
てこそ始めて謙虚になれるもの。

森山さんが歌うさとうきび畑を聞いていると、さとうきび畑ではなくて、スタジオで声
を張り上げている彼女の姿が思い浮かぶのは俺だけやろかねぇ。


マシン同士

2007-02-07 | Weblog

自分では、直感的に人を見る目がまぁまぁある方やと思う。
個人的にも、仕事関係でも、長い付き合いになった時に、第一印象から大き
く印象が変わったという人は
そうおらんし。

でも逆の立場になった時、つまり相手が俺に抱く第一印象はどうも俺本来の
姿と違うことが多い。

それはまず見かけによるものらしいんやけど、俺の第一印象のベストスリーは、
1.大酒飲み
2.怖い仕事をしている人
3.どスケベ

ここで当たってるのは3番だけで、あとの1、2については、かすりもしていない。
で、何度か話をすると、
1.どスケベ
2.何をしてるのか分からん人
3.大コーラ&大ウーロン茶飲み
という正解に辿り着くわけやけど、これは個人的に話をする場合で、仕事関
係の人は未だに第一印象のまま俺を見ている人も数多い。

まぁでも俺の場合はこの第一印象で“損をする”ということがほとんどなく、逆に
相手が少し引いてくれるので、精神的に楽やし、取り立てて困ったことでもな
い。

でも人(と事)によってはこの第一印象がいつまでもついて回って困る人がいる
訳でね。今回の「女性は機械」発言をした柳沢大臣なんかがその好例。

あの発言はもちろん問題発言には違いないねんけど、今度は「子供は二人
以上が健全」という発言をしたということでまた責められている。

これはアンケートに基づいて一般的な意見を述べたものやねんけど、前回が
前回だけに、子供は一人じゃ健全じゃないのか、みたいに揚げ足を取られる
ことになってしまった。

進退について俺はやっぱり辞めるべきやとは思うけど、とりあえず柳沢さんは
今、この流れをなんとか断ち切りたいと思ってることやろう。

ほなどうする?
(機械発言が本心ではなく、言葉のあややったとして、)本当の自分を知って
もらうには俺のごとく、「落差」「性欲」をポイントにして国民に話をするしかな
い。

そうすると、ここはやっぱりこの一言やろう。
「女性は機械やと言いましたが、私もこう見えてセックスマシンなんですよ~」

どうせ辞めるんなら試してみる価値があると思うけど、柳沢さん、いかが?


生きているのが恥ずかしいと思われる人たち その2

2007-02-04 | Weblog

いやー、この話、一応終わりました。というか、終わらせる以外にテがないので。

まぁ、予想通りもうとんでもない方達だったので、怒りを通り越してあきれて、を
10回くらい繰り返した。言うたらあかんことも結構言うたし、感情的にもなって
反省点も数多いけど、簡単にそれを書いてこの話は終わりにします。

結論から言うと、1+1が2だと言っても違うと言われるような人たちとは、話の席に
つくこと自体がそもそも無理やということ。

それを象徴するような話をひとつだけ。
俺達がその隣に建つ建物から家の中が丸見えになり、プライバシーが侵害される
から、こちらが見えないように目隠しをするなりなんなり、対策をして欲しいというと、
3人来れられてた積水側の一番若い人が、

「では、こちらでは駐車場をされていますが、そうすると駐車場に入ってくる車の方
にプライバシーを侵害されているとは思われないのですか?」と信じられないような
ことを言いはった。俺が、

「はぁ?あのぉ、ウチの土地にウチが許可して入ってもらってるんですから、それは
全く違う話でしょ?」ともうあきれ果てて言うと、他の上司二人が「何が違うんで
すか?プライバシーという点では全く一緒じゃないですか!」と食ってかかってきた。
部下の粗相を訂正して詫びるならとにかく、こんな誰でも分かるような話を中年
以上の上司が理解できてないなんて、ひょっとしてこれは素人向けドッキリカメラ
なんか?と思ったくらいやったけど、とにかく分からせないと仕方ないから、

「だからね、俺が俺の家に誰を招き入れようが勝手でしょ?それは分かるよね?
だから自分の土地に俺が誰の車をいれようが勝手なのも分かるよね?今俺は
おたくらを家に招き入れてる訳やけど、今俺がおたくらにプライバシー侵害してる
やないか!と言うたらどう思うの?入ってくださいと言うから入ったんですと言うでし
ょ?ウチと契約されてる駐車場の方々も、俺が招き入れたおたくらと同じ立場な
のよ、ね、分かってもらえた?」
と、ここまで説明してやっと理解しはったようで。最後に、

「あのぉ、こんな話でここまで説明せなあかんなんて、1+1は2ですと言ってるのに
それは違います!と言ってるのと同じことよ、人をバカにするようなことを言わない
でください、とおっしゃるけど、おたくらなら、そういう人とまともに話する気になれま
すか?」と言うたんやけど、これはどうもまたご機嫌を損ねる要因になったみたい
やったけどね。

とまぁ、こんなスリル満点?の話し合い?の場やった訳やけど、とにかくこの話のそ
の1でも書いたように、建つものは建つ。ここは何をどうしても自分達に有利にな
るように話を進める以外に選択肢はないので、「とにかく、お互いいっぱしの社会
人なんですから、もう子供みたいな言い争いはやめて、ひとつひとつ疑問点を解
決していきながら、冷静に話をしていきましょう。よろしくお願いしますよ。」という
姿勢に出て、積水側がなんとかそちらの言い分を検討します、というところで話を
終えた。
向こうにはあくまでも建築法に違反はしていない、という万里の長城が控えてい
るので、どこまで俺達の言い分が通るのかは分からんけど、とにかく工事が終わる
まで、この方達にはご機嫌でいてもらう、というのが最善策であることは間違いな
さそうやから、とにかく今後はこの姿勢でいたいと思います。

最後に、俺もたまに感情を丸出しにして人を責めている他人のブログを見て、こ
れを書いてる奴は、ホンマに人間をバカにした常識知らずやなと思ってたくせに、
結局は感情を抑え切れず自分もその仲間入りをしてしまったということを猛反省
しています。まだまだ俺もくだらん人間やなぁと、自分を知る機会になったのは良
かったけど、やっぱりやったらあかんことはやったらあかんよね。
だから今回の記事は削除するべきかも分からんけど、それは自分の汚点としてこ
こに残し、もう二度とこういう人をバカにした記事だけは書かないようにするための
警鐘にしておこうと思います。

俺のブログを読んで下さっている方々、それと積水の方には、深くお詫びいたしま
す。申し訳ありませんでした。


生きているのが恥ずかしいと思われる人たち その1

2007-02-02 | Weblog

かなり過激なタイトルをつけた今回は、一体これはもうなんなの?という話。

俺は何か事があって人と論争になった時、「相手がどんなにひどい人間でも人が人
をバカにする、ということは絶対してはいけない」という主義をずっと押し通してきたつ
もり。中には明らかに小学生レベルでしか相手に説明できないし、こっちの言い分も
理解できない、世間の常識を全く知らないという名前だけ社会人という人も何人も
いたけど(何人もおるのが驚きやけどね)、そこはぐっと辛抱して、こちらの言い分を理
解させるように頑張り続けてきた。

でも、もうええ。今日はとにかく堪忍袋の尾が切れた。そのとんでもなくバカな相手は
ご存知「積水ハウス」。このあとの内容を見てもらえば実名で書いたって何の問題も
ないことを分かってもらえると思う。もちろんこれはその中のほんの一部の人たちであっ
て、大多数の人はごく普通の人であるという前提があっての話ということで。

一昨年、ウチの隣の土地にマンションが建った。その時の工事請負会社がこの積水
ハウス。その時の対応について詳しいことは書かないけど、とにかく近隣皆が怒り心
頭になるほど対応がひどく、さんざんもめた挙句、当初5階建てやった計画の建物
を3階建てにし、後はプライバシーの保護など、できる限り近隣の意見を取り入れる
ということで、そのマンションは建った。

それから2年、まだ残っていた土地にまたマンションを建て増すという。もちろん、マン
ションを建てること自体は地主の自由やし、建築法に則った建物であるなら、建て
るな、とは言えんやろう。そんなことは重々理解しているし、そんなことで文句を言お
うとしてるんじゃない。

何が怒り心頭かと言うと、今回は「何の事前説明もなくいきなり工事を開始した

から。2~3週間ほど前になるかな、土曜やったか日曜やったか、休日で俺達夫婦
がでかけている間に、積水ハウスの担当者がきて、家にいたおふくろに工事を始める
旨を書いた書類を手渡して帰ったらしい。帰っておふくろからそれをもらって、ああ、ま
た始まるんやぁ、と憂鬱になったものの、とにかく法律で認められている以上、無理や
りやめさせることはできん訳やから、俺はまた、説明に来た時に納得行くまで話をす
るしかないな、と思ってたわけよ。

でも、それから1週間経っても2週間経っても積水からなんの音沙汰もない。工事は
まだ大分先なんかなぁ、と思っていた矢先、昨日いきなり工事が始まったのだ!

まぁたいがいにせえというほどひどい業者やというのは一昨年の経験で分かってはいた
ものの、その時でも内容はとにかく、近隣を集めての説明会はあったし、何度も話合
いの場はあった。しかも、ウチはそのマンションから見たら通路が4メートルほど空いて
いるものの、南側の建物になり、日照権等の大切な問題を始め、騒音や安全面な
ど相談して取り決めておくことが山のようにある。
そやから、俺はまさかなんぼなんでも事前説明なしに工事を始めるなんて常識外れ
のことがあるなんてことは想像もしてなかったもんやから、あきれるやら腹立つやらで、
今日の朝すぐに積水の担当者に連絡したのよね


ほなまず電話に出た担当者。こちらがちゃんと常識を守って名乗って電話をつないで
もらったのに、相手が分かっているからか、とても機嫌の悪そうな声で電話口にでよっ
た。まずそこでいきなりアイドリングから3000rpm位に怒りのアクセルを踏み込むこと
になってしもた。

「あのー、おたく、隣のウチに何の説明もなしに工事始めるなんてどういうつもりなんじ
ゃい、うらぁー!」ともう久しぶりに感情を抑えきれずに最初から大爆発。

ほんなら相手。「おかあさんに説明しましたよ、そんな言い方はないんじゃないですか
!」やと。

もう、それを聞いたらまた怒りにターボがかかってしもて、もう頭は10000rpmの大
回転でオーバーヒート寸前。

「お前らは年寄りに薄っぺらい書類ひとつ渡して説明した、ちゅうんかい!お前らは
挨拶の意味も知らんのかい!そんなもんは挨拶で説明とはいわんのじゃい、ボケ!
大体説明したって何を説明したんじゃい!具体的な工事の日程は説明せん、どん
な建物を建てるのかも説明せん、近隣への影響・配慮についても説明せん、そのど
こが説明なんじゃい、コラぁ!!!!」

ともう桜島の噴火以来の日本の噴火というてもええくらいにもうどうしようもなく腹を
立ててしもた。

とにかく、その後電話じゃ埒が開かないので、とにかく早急にウチに来て説明しろ、
と言ったら、すぐには行けないだのへったくれだのまた言う。まぁここまでもたいがいしょ
うもないけど、もうここからはあまりにしょうもなくてくだらん話なんで書かんけど、最終
的に今日の夜8時に家に説明にくる、ということになった。

そこで、ウチよりももっと建築されるマンションに近いご近所さんはどうなっているのか
な、と思い、伺って尋ねてみた。

ほんなら、そのご近所さんとこには何度か顔を出していて、○○さん(ウチのこと)と
ころは何もおっしゃってませんよ、なんてことをヌケヌケとのたまわってたらしい。
そして、そのご近所さんのところには行っているものの、
要求にろくすっぽ答えもせ
ずに、いきなり工事を始めます、とだけ言うてきた
らしく、そのご近所さんは、今
度は一昨年よりもっと性質が悪いですよ、と嘆いておられた。

そしてここで当然言及せなあかんのが、対応の差。ウチには書類だけ渡してナシの
つぶてで説明したといい、別のご近所には、ウチは何もいってない、などと平気で
言うて回っとる。そら、何の説明もしてないんやから言いようなんかないのにね。

ご近所さんの話によると、昨年俺にこっぴどくやられたもんやから、たぶんおたくを

けてるんでしょう、ということやったけど、もしそうなら幼稚園児のけんか以下の話
これは事実確認ができないから、これ以上のことは言えないけど、社会に認められ
た有名企業が、近隣住民毎に適当なことを言うて、まともに説明しようともせん
なんて考えられますか? 

俺なら恥ずかしくてそんな仕事ようせんし、子供に適当に人を騙してる仕事して
るなんて恥ずかしくてよう言わん。
よくもまぁ、そんな仕事をいけしゃあしゃあとして
て、人として恥ずかしくないのかとあきれてしまうんやけど。

でも悲しいかなこのお方達とちょっと遊んだらな先に進まん訳で、今日の8時、ご近
所さんも交えてこのバカ達と話をします。

ご近所さんの話を詳しく聞くと、こちらもとんでもなくひどい対応をされている。という
ことなので、そのあたりご意見も併せて、今日は絶対に使うべきではない言葉も封
印を解いて使いながら徹底的にこてんぱんにしてやるつもり。
でも、できるだけ感情的にならないようにしないとあかんしなぁ・・・どうしよかなぁ・・・

ということで、この話、終わるまで書き続けたいと思います。皆さん、何かいい策が
あったら教えてくださいね。