僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

上を向いて歩こう

2013-06-27 | Weblog
もうすぐ七夕がやってくる。

短冊に願い事を書いて、おり姫とひこ星のいる空を見上げたのはいつの日か。
空にはいっぱい夢が散らばっているのに、つい目先や足元しか見ない日々を過ごしてはいないか。

「上を向いて歩こう」よ。


―今年はたまたま七夕ライブの企画があり、そこに出演させてもらうことになっている。ブッキングライブで数バンドが共演するのだが、各バンドは七夕にちなんで星に関する歌を必ず1曲は入れること、いう決まりがある―

遠ざかる時の幸せ

2013-06-24 | Weblog
外で遊んでいた孫たちが家の中に入ってきてこう言った。

「蝶々おったから捕まえてん。柵したから逃げられへんで。」

その柵とは自宅駐車場の高さ1mほどの柵である。当然、蝶々はその柵の上を悠々とどこかへ飛んで行く。

子供たちはまだ部屋で楽しそうに笑っている。

蝶々はどこまで飛んでいったのだろうか。何かが遠ざかる時にこれほどの幸せがあるなんて初めて知った。

小さな子供たちの教えてくれることにはいつも新しい発見がいっぱいである。

二刀流

2013-06-21 | Weblog
二刀流が話題である。

世の中には数は少ないが確かに存在している、という事象・人がある。
野球の二刀流しかり、アッチの世界の二刀流もまた。

先日、とあるライブバーで明らかに愛人であろうという女性を連れた私ほどの年齢の男性に会った。
初対面であったが、その方はやたらごきげんで、私の肩を抱き、「いやぁ、この頭が好き」なんてことをいいながら腕を組んできたりした。酔っ払い、しかも音楽を聴いた後で気分もいいやろうから、こんなことくらいは当たり前やし、私もなにも悪い気はしなかったしで、その時は、楽しい人はどこにでもいるなぁ、位に考えていたのだ。

結局なんだかんだ言いながら、その人は愛人さんと去って行った。でも、そのあとに店の人に言われた言葉を聞いて、一瞬耳を疑った。「あの人、ここらで有名な二刀流やで」

そういえば、家においで、みたいなことを言ってたような気がする。そして後から思うと、愛人さんの「私、ホントにハゲを連れて帰るのはイヤなんです!」という言葉が「前例・実績」を語っていたのだ、と気づく。その時はホントにハゲが嫌いなんだろうな、としか思っていなかったが。

人生、色々なことを経験するべきだと思う。友人たちは皆、「行ってたら新しい世界を発見できたのに」と口を揃える。

でも、ただでさえ恥ずかしい下に絡むお医者さんに、理由の説明できないことで行かないといけないことになるような経験はしないに越したことはないと思うんやけど、どうでしょうかねぇ。




享年

2013-06-13 | Weblog
今だに「喧嘩上等」という友達がいる。
やれ誰かがメンチを切っただの、やれあいつは態度が横柄だだの、信号が変わっても発進しない車にいちゃもんをつけるだの…まるで中学生か高校生のやるようなことを今だにやっている。当然、音楽は矢沢しか聞かない。草食系などという男が多い昨今では、もはや絶滅危惧種となった「硬派」そのものの男なのである。

でもご察しの通り、私はこの友達が大好きである。
それは彼が、とにかく自分に正直で、こんなことをしていたら怪我をするとか、会社で問題になるとか、「打算」というオトナ特有の計算を全くしないからだ。普通はそんなことをしていたら何か起こるのが当たり前。でも、彼の場合は不思議なことに、今まで怪我も問題も聞いたことがない。まるで絶滅危惧種を守ろうとする力が働いているかのごとく。

そんな彼にはいくつもの武勇伝?があるが、その中で私が一番好きな話をひとつ紹介しよう。

私にも彼にも孫がいる。ある日、孫の友達の2歳位の女の子が彼の家に遊びにきた。
やっと片言を話始めて可愛いさかりの年頃だ。当然、話す内容を理解しているわけではなく覚えたことをただ音として出すだけである。その子が彼にこういう行動をとった。

目尻を手で下げて「べー」

普通の大人なら「べー」とやり返すか、上手にべーできるね、とか言って、まぁ、微笑ましいと思って終わる話である。ところがいとも簡単に2歳児より子供になることができる彼はこう思った。

「あの“オンナ”俺にべーとしやがった」

何も分からない幼児が突如オンナになり、そのオンナになめられた、と彼は思った。それから彼はこの子が大嫌いになったらしい。

私を含め、大人と呼ばれる人達はみんな、自分の中の子供を遊ばせてやれないでいる。なのに、彼の中の子供はなんて生き生きと遊んでいるのだろう。

もしいつか彼の命が消えてしまったら、墓石には是非「享年2歳」と刻んでやって欲しい。

あなたは貝になれない

2013-06-04 | Weblog
ここのところ、橋下さんの発言に非難が浴びせられている。
この人の場合、間違ったことは間違ったと謝り、訂正するので、それはそれでいいのだが、問題になるのは、「間違ってはいない発言」についてである。
間違ってはいないのだから、当然訂正する必要はない。というか訂正できない。ならば何が問題か。それは「言ってもいい事実と、言ってはいけない事実」を区別する必要があるということなのだろう。

尊敬する元上司が、こうおっしゃっていた。
政治家は「“本音で語り合いましょう”というタテマエ」が言えなくてはいけない、と。

高校生の頃、「生まれ変われるとしたら何になりたいか」、という質問に「貝」と即答した尊する友達がいる。彼は、今も私が最も尊敬する友達だが、この頃からタテマエと本音のわずらわしさを知っていたのかも知れない。

改革には波風がつきものである。
橋下さん、ホントに難しい局面ばかりだけど、どうか頑張って欲しい。
あなたは絶対貝にはなれない人なんだから。