連休が終わって、今日は関西地方は雨になりました。
今年伸ばした金目孟宗竹がすくすく成長して、フイリの美しい姿を見せています。
拙宅の庭には4基のスポットライトが入り、夜間にはこれらの竹が浮かび上がる設計になっています。デザイナーはわたくしです。
銅版をぐるりと巻き、隣家に根が行かないように養生してありますが、迷惑をお掛けしないかハラハラしています。
新芽が生え揃うと美しく、夏はとても涼しげでそれなりに、効果があるのですが、それまでの病葉の庭掃きが大変です。
これから歳がいき、これが頭痛の種になるのではと心配しています。
5月~6月は百花繚乱の季節ですが、私はあえて、花という花を付けるでもなく、目立つでもなく、そんな“庭の人格者”に今日はスッポトを当ててみることに致しました。
ヤマアジサイ・フッキソウ・ナルコ・フイリジュウヤク・イネ・オオバ・各種シダ類がひっそりと、しかしながら力強く、隠しようのない緑の命を現しています。このように花こそ少ないですが、魅力的な植物です。
この緑が隠し持つ力のように、山河を乗り越えてきた私たち世代も、物事を良く見つめ、考え、脇を固める立場で、次世代の人々を盛り立てる働きをしたいものだと思います。
日本がよかれ、子がよかれ、孫がよかれと死ぬまで考えられる余力を持ち続けたいと願っています。
こんなわたくしに、生涯一度だけスッポトライトが当たったなら、そんな奇跡が起こったなら、言ってみたいことがある・・・
君がよければ・・・そう思い続けた人生だったと。
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