バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

今夜の月は・・・

2011年03月11日 | 我が家の伝言板
 

Kちゃん、片づけも終わって、母は外に出てみました。
上の欠けた月が冴え冴えとして、屋根の真上に上がっています。
貴女はもう家に帰っていますか?

忙しい貴女に連絡をするのも控える日々でしたが、突然に、昼間に電話が掛かって来たのにはびっくりしました。
「お母さん、大丈夫?今ほら揺れてるよ。聞こえるでしょ、社内放送で緊急事態を知らせているのよ」
私はその電話を受けても事態が飲み込めなかったわ。だって何事も起こってないのですもの。

「TV見て。宮城で大変なのよ」
「宮城?京都の貴女が揺れてるの?」
間の抜けた返事をしていましたが、TVを見てびっくりしました。遠く離れた京都まで揺るがす大地震が起こっていたのです。

お父さんも帰ってくるなり、貴女の携帯を鳴らそうとしました。
貴女が東京にいると思ってのことでした。
「大丈夫。kちゃんは今京都よ。向こうから<こちらは大丈夫か>って」

日頃疎通のない親子でも、こんな時は引き合うのね。
老眼鏡を掛けるのも忘れて、携帯に貴女の名前を探すお父様の姿は印象的でした。


被害はまだ定かではありませんが、つなみのすごさにぼう然としました。
上がる火の手に母はあの神戸の震災を思い出し、その後元気を無くしました。

マグニチュード8.8。未曾有の巨大地震です。朝の明けるのが恐いです。どんな被害が現われてくるのかと思うと眠れそうにありません。

悲しいですね。自然災害の前には太刀打ち出来ないのですね。

こうして、何度も何度も災害は繰り返され、打ちのめされて。
kちゃん、今日はありがとう。それしか言えないけれど、元気でいてね。

月も凍えるように冷えて来ました。一刻も早く家に帰って下さい。
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感謝状

2011年03月11日 | 記事日記
 パソコン教室の特別授業で、ブロブを学び、わたくしとしては、並々ならぬ努力の末、何とか掲載ノウハウを会得して来ました。
その間、色んな記事掲載を拝見し、忽然と現われる人物像に驚いたり、知らずと琴線で繋がっていく魂の不思議に驚いたりして来ました。

実はこの間に少し犠牲になったものもありました。
夫への愛の欠落は想定内とはいえ、わたくしのもうひとつの世界、ずっと続けて来たアナログブログに穴が開きました。

 

50歳になった頃、これから何年生きるのだろう、80歳まで生きるとして、一万日。
そうだ。ありがとうを書いていこう。探せばあるありがとうを小さなノートに拾い集めて行きました。
タイトルは「私の感謝状」。見開きページの最初に「一万枚のありがとう」と書き込みました。
それから12年、こつこつ書いた非公開ブログが、13冊になっていました。

 

わたくしのような公開簡単ブログといえども、時間が掛かり、段々と目立たないアナログブロブのほうにしわ寄せが出て参りました。
予定では4,000枚を越えていないといけないところ、3,815枚で止まっています。
困った時は初心に戻れ、少し意味が違いますが、わたくしに取って大切なこの事に注意を払おうと思いました。

自分にとって大切なことを見落とさないことは、大変重要な事です。
感謝を集めた花束を作ることは、たとえドライフラワーになっても大切な事でした。
新鮮な時に感謝を言えることはもっと、もっと大切なことですが。




      この記事を書いた後に大変な地震が起こりました。
       わたくしにご縁を頂いた皆様、お変わりありませんか?
       お見舞い申し上げます。
       あの恐ろしかった阪神淡路大震災が思い起こされ、その後トラウマのような現象が現われて、
       気持ちが落ち込みました。
       被災地の皆様の、被害の最小限に少ないことを心から願っております。
 
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