バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

足音

2011年03月20日 | 我が家の伝言板


今日はいかなごを炊くぞと張り切って、段取りのいい段ディpapaが、砂糖をいかなご1㎏につき230gをきっちり計量して、スーパーにかのギョを求めて、韋駄天走りに出かけて行きました。

「ただいまぁ」
おや?いつもの元気さがありません。

「どうしたの」
「いないんだぁ。どこにもアイツがいないんだ」

そう、日曜日はいかなごの保護のために漁がお休みなんですって。
それはしかたないわね。だからって泣く事はないんじゃない。

ところで君たち。くぎ煮いります?
美味しいのよ。
播磨の路地にこの甘い匂いが漂ったら、春は捕まったと言われているわ。
神戸からもきっとたくさんのくぎ煮が、ご縁のある被災地の方々に届けられるわ。
負けなかった神戸の人が、くぎ煮が炊けたと泣かれたのよ。

お父様の力作よ。噛み締めて欲しい。
そして 耳に届く足音が 変らないという幸せを。
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耐える人たち

2011年03月20日 | 記事日記
       

     この花が もしもあなたの 化身なら
 
      あなたを抱き 北の名を呼ぶ
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五歳のパワー

2011年03月20日 | 記事日記
 わたくしの二人の子供は進学のため、それぞれが18歳で家を出ました。
息子は県内でしたので、月一で夫と下宿を訪ねて嫌われました。
娘は東京でしたので、夫が出張の折、月一で住まいを訪ね嫌われました。

母の淋しさを支えたのは子供達が描いた絵でした。
父の仕送りを励ましたのも子供達の描いた絵でした。

所々に飾られ、折にふれ「よし頑張ろう」と今も思います。
絵はそんな不思議な力があります。

 
  娘14歳
 
 息子9歳
 
 息子12歳


わたくしは何かの事情で、これらの絵の全てを無くしても、何が欲しいと聞かれたら、幼き子の描いた絵が欲しいと言う気がします。
生きた絵は力があり、夢があり、希望につながります。

落ち着いた後に来る苦しみは、言いようのない喪失感です。
メンタル面でのケアが必要な方がいっぱい出て来られます。
複製画でない、お金の絡んだアートではない、隣の幼稚園児らの描いた絵が、大きな力になることを信じています。
 
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