柿むきで騒いでいましたら、何と海からのお届けものがありました。
長く住まいしていますと、近くの皆様の佇まいから、人としての多くを学ばせて頂くことになります。
わたくしより少し、いえもう少し先輩(笑)でいらっしゃるTさんは、お綺麗で、姿勢もよく、こうして年輪を重ねて行かなくてはといつも心地よい刺激を頂く方です。
人生の先輩でいらっしゃいますので、時折重要な暮らしのヒントも教えて下さいます。
そのありがたいT先輩から「Jさんに」とフグのプレゼントがありました。
Jは本当に恵まれ者の幸せ者です。
危険なところはきっちりと処理されておられます。
こんな高級魚をめったに口にする事はありません。
もうずっと昔、勤め先の課の忘年会で、初めてフグを体験しました。その時は専門店でしたので、白子も出されて、甘みのある得体の知れない柔らかさ、透き通って引き締まったテッサの歯ごたえに、これは究極の女性の進化した姿ではないかと、二極性のあるフグに憧れるようになりました(笑)
Jは食いしん坊ですが、フグだけを食べには連れて行ってくれない女知らずです。
「たくさん無いので、焼き物にでも・・」
Tさんのおっしゃるように焼いて頂く事に致します!
日一日と食べ物が味を深めて行きます。
寒さがそれを生んでいるのですから、感謝して、お心届けを身に沁みこませながら、大切に頂きたいものと白い写真をしばし見つめました。
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