お城のデータ
所在地:滋賀県米原市(旧・坂田郡近江町)寺倉334 map:http://yahoo.jp/pskA0J
区 分:平城
現 状:集落・宅地・神社
遺 構:なし
築城期:室町期
築城者:寺倉氏
目標地:槻倉神社
駐車場:槻倉神社前の公園駐車場
訪城日:2015.11.15
堀痕のような池
お城の概要
国道21号線添いの琵琶湖側、米原市寺倉集落。
遺構は無いようだが、槻倉神社の前に【堀痕のような池】・【印塔】が。
印塔
歴 史
坂田郡(旧近江町)寺倉の西隣の大字西円寺にある西円寺館は、今井氏の一族寺倉氏の屋敷とあげられ、旧米原町の三吉・寺倉には地頭山(じとうやま)城があって、堀氏が築城して守備した鎌刃城(番場)の支城であり、浅井長政の頃は今井氏が守備し、三吉の門根城は浅井家臣堀氏の屋敷だと記されます。
永正七年(1510)頃の浅井家臣に、坂田郡箕浦城を本拠とする今井肥前守がおり、西円寺館には、
今井ー族の墓
その墓が西円寺にあるといわれます。
寺倉にある禅寺・総寧寺(そうねいじ)は、亨禄年中に兵火にかかった後、新庄氏によって再建されました。
これらに見える今井・寺倉・堀・新庄はみな同族で、藤原秀郷流と称されます。(近江の寺倉氏とその一族について 安土城郭調査研究所)
参考資料:『滋賀県中世城郭分布調査』・『浅井三代記』
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