城郭探訪

yamaziro

寺倉氏館 近江国(日野)

2016年10月13日 | 館跡

お城のデータ 

所在地:蒲生郡郡日野町佐久良小字寺倉    map:http://yahoo.jp/BvCPYA

現 状:プール・田地・山麓・山林

築城期:

築城者:寺倉氏

区 分:居城

遺 構:曲郭・土壇

標 高:      比高差:m

目標地:桜谷小学校

駐車場:桜谷小学校プール横駐車場

訪城日:2016.10.10

お城の概要

『蒲生郡志』に、寺倉氏の邸跡は、小字「寺倉」にあったとあり、小字「的場」に寺倉と呼ばれる所があり、地元伝承でも佐久良と長寸の城があった頃、この地に侍屋敷があったされる。

 寺倉氏館は、桜谷小学校の駐車場とプールの一帯に築かれていた。 居館の遺構一部は山麓に残る。 長寸城への登城口に位置し、佐久良城・長寸城の中間の山麓館。

お城の歴史

 築城期について不明で、蒲生氏の家臣である寺倉氏が鳥居平城主という言い伝えがある。(小倉氏の四ケ谷城に備えた城として)が、鳥居平城の現在の遺構は小倉氏によるものか蒲生氏によって構築されたものか定かではないようだ。

蒲生郡の寺倉氏については、永楽七年頃に小倉氏を滅ぼした日野中野城主蒲生定秀が桜谷一帯を所領として、蒲生氏の家臣寺倉氏が佐久良城から鳥居平城(蒲生郡日野町鳥居平)に居城を移ったとされる。寺倉氏は蒲生氏の支流か。

『江州佐々木南北諸氏帳』には、「蒲生郡 中之郷住 佐々木蒲生隋兵 寺倉三左衛門」の名を記す。

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査4(蒲生・神崎郡の城)・『蒲生郡志』・『江州佐々木南北諸氏帳』

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