昨日は近所の図書館の自習室で、少し読書など。
あまり混んでいないし、お茶を飲むくらいはできるので
また使うことになりそう。
昼食をとり、インターネットカフェなどで時間をつぶして
東梅田の「まるまる出丸の会!」へ。
第114回とのこと。
個人の勉強会で100回以上続いている、というのも
大したものだと思う。
同じネタを何度もやっていると思うけどね。
100人近く入っていたと思うが、やたらと中高年の客が多い。
年齢的には、私が下から5番目くらいでは、という感じ。
「皿屋敷」(ちょうば):△
達者だが、あまり若さを感じさせない前座。
「皿屋敷」の説明はダレがちなのだが、
描写がまあまあできていたので、それ程には感じなかった。
道中でいまいち発散しない。
怖いのは怖いのだが、複数人で一緒に歩いている感じがしない。
最初にお菊さんが出たときに笑いが起こったのは
悪ウケで気の毒。そう悪くはなかった。
入れ事はシンプルだが面白かった。
科白を整理するともう少しウケにつながりそう。
最後の逃げるところ、緊張感がイマイチ。
「7枚で逃げて帰らないと命が危ない」という
雰囲気が感じられない。
「緊張の緩和」で、ここは少しウソがあってもいいところだろう。
ということで、サゲもダレた感じ。
全体にあまり華がない「皿屋敷」だった。
「遊山船」(出丸):△+
ネタが短い、ということでマクラ長めに。
入門の話など。
シメ方が若干自虐的で、
ここは昔に比べて痛々しく感じてしまった。
ネタは相変わらず勢いと若さで押す「遊山船」。
喜六も押すし、清八のツッコミも押してくる。
時々「引く」感じのツッコミも入ってくるが、
あまり計算の結果には見えない。
「袂に南京豆」で引っ張るが、
雀三郎程ウケないのは、言い方の工夫などが練られていないからだろう。
まあ、それでもそれなりにウケるのだから、
よく出来た科白だと思う。
食べ物も普通に「卵の巻き焼き」「うなぎ」「のり巻き」を出してくる。
卵を川にほってしまうのは個人的にはあまり好きではないのだが。
碇の浴衣以降(帰ってからも)
台詞廻しが非常に危なっかしい。
どうにかサゲまで持っていった感じ。
「鶴カントリークラブ亀コース」(仁智):△-
久し振りに見たが、あまり変わらない人だなあ。
昔の(近鉄・南海時代の)プロ野球の話をする。
客はあまり付いてきていない感じだったが、
そんなことは気にしない、という感じ。
ネタは、私の好みではない。
ゴルフネタで、キャディーがおばあさん。
無茶苦茶な設定に変な科白を入れてウケをとる、という作り方。
下品なネタも多い。
ゴルフなので18番までやられたらどうしよう、と思ったが、
そこまではいかなかったので助かった。
よくウケていたし、如何にも仁智、というネタだが、
もう一度見たい話ではないな。
「蛇含草」(出丸):△+
涼しさ・暑さの言い立てが若干怪しい。
「蛇含草」を取るところで、特に謝り過ぎないのは
個人的には良かったと思う。
(何故枝雀があそこであんなに謝るのかがよく分からん)
餅を焼き始めるところ、話をしながら若い男が引っ繰り返し始める。
仕草そのものはさほど丁寧ではないが、
雰囲気が出ていた。
食べるところは丁寧。
最初餅から漏れる空気をつぶして、それから餅そのものを食べるんやね。
食べられたことに対する兄貴分の描写は
出丸が昔は出さなかった(持っていなかった)種類の表情・口調だと思う。
あ、こんな引き出しもあるんだな、と感じた。
餅を食べるところはまあ普通。
次第に餅を食べる時間を短くしていくところもまあまあ自然に。
満腹になった男の描写は少し違和感がある。
普通のスピードで話していたのだが、
私は、満腹になると体を動かすのも億劫になり、
言動がゆっくりになる、と思っているので。
あと、少し体を反らせた方がお腹が出ている感じがするかな。
「おじぎがでけへん」なし。
後はサゲまできっちりと。
あまり混んでいないし、お茶を飲むくらいはできるので
また使うことになりそう。
昼食をとり、インターネットカフェなどで時間をつぶして
東梅田の「まるまる出丸の会!」へ。
第114回とのこと。
個人の勉強会で100回以上続いている、というのも
大したものだと思う。
同じネタを何度もやっていると思うけどね。
100人近く入っていたと思うが、やたらと中高年の客が多い。
年齢的には、私が下から5番目くらいでは、という感じ。
「皿屋敷」(ちょうば):△
達者だが、あまり若さを感じさせない前座。
「皿屋敷」の説明はダレがちなのだが、
描写がまあまあできていたので、それ程には感じなかった。
道中でいまいち発散しない。
怖いのは怖いのだが、複数人で一緒に歩いている感じがしない。
最初にお菊さんが出たときに笑いが起こったのは
悪ウケで気の毒。そう悪くはなかった。
入れ事はシンプルだが面白かった。
科白を整理するともう少しウケにつながりそう。
最後の逃げるところ、緊張感がイマイチ。
「7枚で逃げて帰らないと命が危ない」という
雰囲気が感じられない。
「緊張の緩和」で、ここは少しウソがあってもいいところだろう。
ということで、サゲもダレた感じ。
全体にあまり華がない「皿屋敷」だった。
「遊山船」(出丸):△+
ネタが短い、ということでマクラ長めに。
入門の話など。
シメ方が若干自虐的で、
ここは昔に比べて痛々しく感じてしまった。
ネタは相変わらず勢いと若さで押す「遊山船」。
喜六も押すし、清八のツッコミも押してくる。
時々「引く」感じのツッコミも入ってくるが、
あまり計算の結果には見えない。
「袂に南京豆」で引っ張るが、
雀三郎程ウケないのは、言い方の工夫などが練られていないからだろう。
まあ、それでもそれなりにウケるのだから、
よく出来た科白だと思う。
食べ物も普通に「卵の巻き焼き」「うなぎ」「のり巻き」を出してくる。
卵を川にほってしまうのは個人的にはあまり好きではないのだが。
碇の浴衣以降(帰ってからも)
台詞廻しが非常に危なっかしい。
どうにかサゲまで持っていった感じ。
「鶴カントリークラブ亀コース」(仁智):△-
久し振りに見たが、あまり変わらない人だなあ。
昔の(近鉄・南海時代の)プロ野球の話をする。
客はあまり付いてきていない感じだったが、
そんなことは気にしない、という感じ。
ネタは、私の好みではない。
ゴルフネタで、キャディーがおばあさん。
無茶苦茶な設定に変な科白を入れてウケをとる、という作り方。
下品なネタも多い。
ゴルフなので18番までやられたらどうしよう、と思ったが、
そこまではいかなかったので助かった。
よくウケていたし、如何にも仁智、というネタだが、
もう一度見たい話ではないな。
「蛇含草」(出丸):△+
涼しさ・暑さの言い立てが若干怪しい。
「蛇含草」を取るところで、特に謝り過ぎないのは
個人的には良かったと思う。
(何故枝雀があそこであんなに謝るのかがよく分からん)
餅を焼き始めるところ、話をしながら若い男が引っ繰り返し始める。
仕草そのものはさほど丁寧ではないが、
雰囲気が出ていた。
食べるところは丁寧。
最初餅から漏れる空気をつぶして、それから餅そのものを食べるんやね。
食べられたことに対する兄貴分の描写は
出丸が昔は出さなかった(持っていなかった)種類の表情・口調だと思う。
あ、こんな引き出しもあるんだな、と感じた。
餅を食べるところはまあ普通。
次第に餅を食べる時間を短くしていくところもまあまあ自然に。
満腹になった男の描写は少し違和感がある。
普通のスピードで話していたのだが、
私は、満腹になると体を動かすのも億劫になり、
言動がゆっくりになる、と思っているので。
あと、少し体を反らせた方がお腹が出ている感じがするかな。
「おじぎがでけへん」なし。
後はサゲまできっちりと。