CD「上方落語寄席囃子集」が届いたので聞いた。
※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます
元々レコードで出ていたもの。昭和31年の録音らしい。
今でこそお囃子関連のCDはけっこう出ているが、
これが一番古い録音ではないかと思う。
「出囃子受囃子」と「はめもの」などとのCD2枚組。
三味線が林家トミ、瀧野光子、
鳴物が桂文枝(4代目か?)、文の家かしく、桂南天、
という顔ぶれ。
まあ、とんでもない代物ではある。
実用的とは言い難いところがある。
それぞれのトラックの最初に曲名紹介が入る。
また、出囃子の曲数はあまり多くないし、繰り返しのない曲も多い。
音質もあまり良くなく、特に太鼓など鳴物の手は分かりにくいし。
ただそれでも、資料としての価値は高いと思う。
このような演奏者による録音である、というのが一つの値打ち。
また、添付の解説書も、曲によっては
どこから採られたか記述されたりする、かなり詳細なもの。
あと、ハメのキッカケを入れているのが米朝だったりする。
(「牡丹茶屋」のキッカケは誰かよく分からないが)
バレ太鼓までキッカケ(サゲの科白)が入っていて、
そのあたり面白かった。
【追記】
このCDが発売された時、米朝が「よもやま噺」で紹介したらしい。
その時の話の内容。→高岳堂Blog:初めてのバージョン
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元々レコードで出ていたもの。昭和31年の録音らしい。
今でこそお囃子関連のCDはけっこう出ているが、
これが一番古い録音ではないかと思う。
「出囃子受囃子」と「はめもの」などとのCD2枚組。
三味線が林家トミ、瀧野光子、
鳴物が桂文枝(4代目か?)、文の家かしく、桂南天、
という顔ぶれ。
まあ、とんでもない代物ではある。
実用的とは言い難いところがある。
それぞれのトラックの最初に曲名紹介が入る。
また、出囃子の曲数はあまり多くないし、繰り返しのない曲も多い。
音質もあまり良くなく、特に太鼓など鳴物の手は分かりにくいし。
ただそれでも、資料としての価値は高いと思う。
このような演奏者による録音である、というのが一つの値打ち。
また、添付の解説書も、曲によっては
どこから採られたか記述されたりする、かなり詳細なもの。
あと、ハメのキッカケを入れているのが米朝だったりする。
(「牡丹茶屋」のキッカケは誰かよく分からないが)
バレ太鼓までキッカケ(サゲの科白)が入っていて、
そのあたり面白かった。
【追記】
このCDが発売された時、米朝が「よもやま噺」で紹介したらしい。
その時の話の内容。→高岳堂Blog:初めてのバージョン