させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

唄を忘れたカナリアは

2015-01-09 07:52:45 | 日々のこと



真夜中に

眠れず

読んだ

川上弘美さんの

短編小説に



「しあわせなオンナ」



「揺るがないヒト」

だと

記してあった



なるほど


いまなら

痛いほど

わかる


ワタシは

すぐに

動揺する



たちまち

翻弄されたり

踊らされたり



きっと

糸を

張り詰めすぎて

いるのかな


いっそ

ギターみたいに

一度

弦を切って

張り替え

直せれば

いいのだろうか


トランポリン

みたいに

いっそ

アクロバティックに

生きようかと

意気込んだ

時期もあるが

最近は

てんで

ダメだ


不幸だとは

想わないのよ



シアワセを

噛みしめるコトも

そう

しばしば

在るわ



でも

そう

揺らぐの



唄を忘れた

カナリアに



愛するコトを

放棄した

世捨て人に


いっそ

慣れたら

いいのかしら




叶わぬ

・・いや

適わぬ

諦めは

揺らぎより

手に負えないね


メトロノーム

みたいに

揺らぐココロよ


どうか

せめて

自身で

拍子を

取れますように


大切なヒトの

揺らぎと

呼応

できますように









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崖っ淵子 と シアワセの淵子

2015-01-09 06:07:52 | 日々のこと



「生きるって

なにかしらね」




「奈落の底に

落ちないように

頼りない淵に

しがみつくコト

かしら」




「闇はコワイ

でしょうね」




「そうね

こんな青空とは

無縁でしょうね」




「ワタシたちは

いつまで

しがみついて

いられるかしら」




「そうね

孤独を自由に

すり替えられる

うちは

きっと

うまく

やれるでしょう」




「浮かばれないのは

いやね」




「そうね

溺れるのも

今となっては

いやね」




「やはり

こうして

しがみついているのが

いいのかしらね」




「そうね

生きてるって

カンジが

するわね」





「今日も

空が眩しいわね」




「そうね

こうして

しがみつきながらも

空を

見上げられるうちは

きっと

まだまだ

やれるわね」




「わたしたちの

天命かしらね」



「そうかも

しれないわね」
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